バーベキュー禁止の公園なのに、バーベキューを行っている人たちを見かけたら危険なので警察に通報しましょう。
禁止されている場所でのバーベキュー行為は果たして緊急の対応が必要なのかどうか、少し悩ましいところがありますね。
警察は110番ですが、緊急性がある事故や事件などの通報だけに利用されるべきなのです。
この記事では
・公園でのバーベキューをやめさせたい時の通報の仕方
・公園の管理者はどこか
・通報者が特定される場合はどんな時か
などについてお伝えしていきます。
よく行く火気厳禁の公園でバーベキューをしている人たちを見かけたけど、危険だから通報しなくては思っていても自分が相手に特定されるのが怖いと考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
公園でのバーベキューをやめさせたい…通報するときの大事なポイント
バーベキュー禁止の公園でバーベキューをしている人たちをやめさせたい場合、警察に通報するのがいいでしょう。
警察といえば110番ですが、警察側は緊急性のある時のみに利用してほしいと呼びかけています。
110番通報の約1/4が相談や問い合わせなどの緊急性のないものというのが現状で、本当に緊急性のある事態に即座に対応することの妨げになっているそうです。
相談や問い合わせは#9110の相談ダイヤルにしましょう。
ただ、そのバーベキューが見ていてとても危険な状況だったりしたら110番を選択したらいいでしょう。
公共の公園は各地方自治体の公園緑地協会や公園協会、自治体から管理を委ねられた指定管理者が管理運営しています。
バーベキュー場がある公園でも、著しく迷惑行為をしているとみなされた場合は管理者が所轄の警察署に通報するといいます。
また、バーベキューを行っている人たちが気になる場合は公園の管理者に聞いてみるのも手です。
もしかしたら事前に計画されていて、火気厳禁と表示があるけどイベントや夜店などの場合、許可をとっているなんて可能性もあります。
該当の公園の管理者がどこかは各市町村のHPや公園協会、公園緑地協会のHPなどで調べることができます。
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バーベキューを通報でのトラブル回避策…通報相手にバレる危険はある?
バーベキューを通報して、通報された相手に通報したことがバレることは、警察に通報の場合はありません。
基本的に警察は通報者を特定できるようなことを明かしません。
通報の時点であなたの名前を聞かれることはあっても、そこから指令室経由で公園の地区管轄の交番や機動隊に指令が行くとき、あなたの名前を告げることはありません。
現地に向かう警察官はあなたが通報したということは知らないのです。
目撃者からの通報があった、ということは相手に知らせるでしょうが、通報者を特定するのは難しいと思われます。
この場合、通報者を特定するのはバーベキューを行った人なので、万が一バレることがあるとすれば、公園にあなただけしかいなかった場合などかもしれません。
近所の公園で頻繁に訪れるならなおのこと十分に注意した方がよさそうです。
バーベキューは、各種の法律に割り当てられている「たき火」に該当します。
火を扱うので当然ですが、ポータブル電源を使用してホットプレートで焼くことも可能です。
でも火気厳禁を表示しているから電気はいいんじゃないかという問題ではなさそうです。
煙や臭いも十分周りへの迷惑行為になります。
そんな時は公園の管理者へ相談してみてもいいかと思います。
トラブルにならないようにするには、相手が自分を特定しにくい状況を作り通報するのが一番でしょう。
まとめ
バーベキュー禁止の公園でバーベキューをしている人たちを見たら、危険なので通報することをおすすめします。
この場合、よほどの緊急性がない限り#9110の警察の相談ダイヤルにかけてみるといいでしょう。
警察は通報者が誰であるかを相手に伝えることはありません。
指令室から担当部署の警察署に伝令がいきますが、そこの時点で通報者の名前はださないことになっています。
気を付けたいのは、万が一特定される場合は、通報された相手が通報者を特定しようとすることです。
例えば公園にあなただけしかいなかったという場合やスマホで撮影されていたり近所に住んでいるということが分かれば、特定してくるかもしれません。
通報を決めたら自分が相手に特定されにくい対策をするべきかもしれませんね。