自己肯定感が高い人は幸福度か高い、ということを聞いたことはありませんか?
自己肯定感と幸福度はイコールである、と言っても過言ではありません。
〈自己肯定感〉~Wikipedia「自己肯定感」より~
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心、自己存在感、自己効力感と同じ意味あいで用いられる。
自己肯定感が高い、つまり今の自分を肯定している、自分に満足している人は周りの状況や環境に左右されることなく、どんな状態でも満足感を得られます。
今回は自己肯定感がアップする方法についてみていきましょう。
Contents
自己肯定感を高める近道は自分を好きになること
例えばあなたの友人にAさんとBさんがいます。
Aさんはあなたの行きたくない場所に無理やり連れて行く、やりたくないことを無理やりさせる人
Bさんはあなたの行きたい場所に連れてってくれる、やりたいことに喜んで付き合ってくれる人
どちらの友人が好きですか?と聞かれたら絶対Bさんですよね。
これを自分自身に置き換えても同じです。
あなたが嫌だなあと思うことをさせる自分
あなたの好きなこと、やりたいことをさせてくれる自分
これらを比べると圧倒的に後者の方が自分を好きになれる=自分への満足感が高まる、ということです。
つまり、自分がしたいと思うこと・好きだと思うことを繰り返していくことで自分への好き=満足感が高まり、自己肯定感が高まるのです。
意識して自分の好きなことをしてみよう
それでは自分への「好き」をアップし、自己満足感をアップする方法、「好きなことをする」を実践してみましょう。
ステップ1:自分の好きなものをリストアップする
とにかくあなたの好きなものを書き出してみてください。
ポイントは「世間で良いとされているから」という周りの評判・評価などは関係なくあなたがどう思うかだけを基準に考えることです。
できるだけ小さいことからたくさん書き出してみましょう。
〈リストの例〉
赤い色
赤い色のスカート
テレビゲーム
恋愛ドラマ
少年漫画
フェイシャルエステ
お風呂
○○のスイーツ
キーマカレー
…などなど身近にある好きなものを書き出してみましょう!
ステップ2:好きなものリストを実行する
ステップ1であなたの好きなものリストができましたね。
ではその中でできることをどんどん実行していきましょう。
例からあげてみると、
赤いスカートを履いてみる、テレビゲームをする時間をとってみる、キーマカレーを食べる、ゆっくりお風呂に入る・・・など。
あなたがやりやすいものから実行し、日常の中で好きなことをしている時間を意識的に増やしてみましょう。
ステップ3:嫌だなと思うことは思い切ってやめてみる
では最後のステップです。
あなたがなんとなく嫌だな〜気が乗らないな〜と思うことを思い切ってやめてみましょう!
とは言っても難しく考えないでくださいね。
会社が嫌だから辞めてやる!なんて大きな決断ではなく、本当に些細なことで大丈夫です。
・同僚とランチに行った時、「本当はカレーが食べたいけどみんなオムライスにしてるから私もオムライスにしておくか」というちょっとした気遣いをやめてみる。
・コンビニで飲み物を買う時に本当はAが飲みたいけど20円安いからBにしておくか、という選択をやめてみる。
・友人と飲みに行ったとき、本当は梅酒が飲みたいのに「まずはビールだよな」という暗黙のルールに従ってしまう、というのをやめる。
ほんの些細なことですが日常に溢れている「ちょっとした気遣い」「なんか違うんだけどな」と思いながらしていることをやめてみましょう。
「好きなことをする」を繰り返すことが自己肯定感アップに繋がる

自己肯定感をアップするためには、いつもポジティブシンキングでいることや、自分を高めるための努力が必要なのでは?と思いがちですよね。
でもそんなものは必要ありません!
あなたの日常の中からちょっとした気遣いや、なんか気乗りしないなあということを徐々に減らしていき、あなたがしたいと思うこと、好きなことをする時間を増やしていくだけで少しずつ自己肯定感をアップすることができるんです。
日常の中で意識的に「好きなことをする」時間を増やすことで、あなたが不満を感じる時間が少なくなりますよね。
そうすれば、満足感・幸福感を得る時間が多くなり、自動的に自己肯定感がアップしていくということです。
周りがこうしているから、世間的にこうだから、という他人軸だった思考を、自分がどう思うか、自分が楽しい・うれしいと思えるか、という自分軸の思考に切り替えていくだけです!
とっても簡単な方法ですので、わたしの好きなことは何だろう?と考えて、あなたの「好きなことをする」という時間を増やしてみてくださいね。