・人より多くの仕事をこなして残業も沢山してるけど達成感があまりない
・同期の営業マンたちは昇級してくけど事務職のわたしは頑張ってもヒラのまま
アラサーOLでこういった悩みを持つ人は多いです。
「君がいないと職場が回らないよ」とよく言われる、後輩や営業マンからも信頼されている、だからついつい頑張りすぎてしまうし、実際仕事も早くて沢山こなしている。
それでも女性の事務職はどうしても会社で評価されにくいです。
なぜなら「事務職」が数値化しにくいから。
真面目で頑張り屋さんでしっかりものの女性ほど、社歴が長くなってくると自分が何のために頑張ってるのか、という壁にぶち当たるものです。
そして行きすぎると、こんなに頑張ってるのに評価されない、給料はあがらない、わたしの毎日って何なんだろ?と負のループに陥って最悪鬱っぽい状態に…。
そうなる前に!
あなたに仕事を頑張りすぎる必要はない、ということを知ってもらいたいです。
頑張りすぎる必要なし!仕事は適当でいい!
最初にはっきり言ってしまいます。
仕事は適当でいい!
頑張りすぎるメリットなんて全く必要なし!
以前のわたしも頑張りすぎる人だったので断言できます。
わたしの部署は少人数で女性はわたしだけ。そして上司がキャパがせまい人だったので、その分他部署に迷惑をかけまいと上司の分もバリバリ働いていました。
すると会社の人たちは上司よりわたしに直接依頼や相談を持ちかけてくるようになり、大きなプロジェクトにも参加してくれと言われるようになりました。
最初は人に頼られるのが嬉しくて、どんどん仕事をこなしていましたが、まあ一人でできる量なんてたかが知れてますよね。
仕事を頑張りすぎた結果、体調を崩しました。
体をなめてはダメですね。
精神は簡単に体調に引っ張られるもんです。
そうなるとどんどん負のループで、
・こんなに頑張ってるのに給料安すぎやろ
・しょうもない依頼で手を止めさせるなよ
・なんでもかんでも聞いてくるなよ
と毎日考える。めちゃくちゃ性格も悪くなりました 笑
でも「頑張るわたし」をやめることで体調も良くなり、心にも余裕ができ、会社への過度な期待もなくなって楽になりました。
なのであなたも「こんなに頑張ってるのに」と思いながら仕事を続けているなら、わたしのような状態に陥る前に「仕事を頑張りすぎる」をやめてください。
仕事は適当で全っ然問題ないんです。
仕事が適当でいい理由

適当でも頑張りすぎても給料は同じ
9時〜17時までが定時の会社で同じ年、同期でキャリアも同じ事務職のAさんとBさんがいたとします。
・Aさんは100件の電話対応、100件のメール対応、100枚の資料作成を就業時間内に終えます。
・Bさんは20件の電話対応、20件のメール対応、20枚の資料作成を就業時間内に終えます。
さて、二人の給料に違いがあるでしょうか??
答えはNOですよね。
もちろん、長い長い期間、数年〜数十年のスパンで考えるとAさんの方が給料が高くなる可能性はあります。
でもその差額にしても、ヒラ社員で考えると最大月3万円程度ではないでしょうか?
Aさんがものすごい勢いで昇進して部長職にでもなれば話は別ですが、現実的ではありませんよね。
つまりどれだけ頑張りすぎても、あなたの「頑張りすぎ」がすぐに給料という形で還元されることはないということです。
Bさんよりもこんなに頑張ってるし仕事量も全っ然違うのに給料が一緒なんてバカみたいだ…とAさんは無駄なイライラを抱えることになります。
だったら思い切って「頑張りすぎ」をやめてしまったほうが心の安定のために良い、ということです。
会社はあなたを守ってくれる場所じゃない
例えばあなたが、
真面目に仕事をがんばる
↓
周りの人より断然がんばる
↓
しんどくなって体調や精神を病む
こうなった場合、会社はあなたを守ってくれるでしょうか?
もちろん普通の会社であれば傷病手当や休業の補償などはあるでしょう。
でも例えばうつ状態になってしまったら?
会社への復帰までにかなりの時間がかかりますし、復帰しても仕事が限られ、今までと同じようには働けない可能性もあります。
真面目な人ほど、何かでつまずくと思いつめて自分を責めて精神を病んでしまうことが多いものです。
そうなったとき、会社はあなたのこれからの人生の面倒を見てくれるわけでも、責任を取ってくれるわけでもありませんよ。
時間内の仕事をしてればOK!クビにならない
先ほどのAさんBさんの例を見ていただくと、Aさんに比べてBさんは格段に作業量が少ないですよね。
ですが、「Aさんに比べて作業量が少ない」というだけでBさんも仕事をしてないわけではありません。
もちろん「作業量が少ないから減給だ!」なんてこともありえません。
BさんはBさんなりに、自分のペースで時間内に仕事を終えてるだけですもんね。
適当でいい、といってもさすがになんの仕事もしないで1日中ネットニュースばっかり見てる…というのは行き過ぎ。
「本気を出せばもっとこなせるけどこのくらい作業してれば別に問題ないでしょ」
くらいの適当さがちょうどいいです。
頑張りすぎて体や精神を病むよりもBさんのようにマイペースで余力を残しながら仕事をする、というほうが賢い働き方、と言えます。
あなたの基本給を時給換算してみてください。
その時給以上の働きをする必要なんてまーったくないんです。
適度に余力を残しながら時間内は適当に働く、それで充分なんです。
あなたは今までが「必要以上に頑張りすぎていた」だけなので、多少手を抜いて仕事をしていたからといってクビになるわけでも減給されるわけでもないんですよ。
それよりも仕事ばかりで自分を浪費してしまわず、仕事以外の限られた時間をのびのびと過ごすことを考えてみてください。
まとめ
・どれだけ周りの人より頑張っても短期間では給料は変わらない
・どれだけ貢献しても会社があなたの人生まるごと面倒みてくれるわけではない
・適当にやってもクビ、減給なんてことは起こらない
真面目な人ほど仕事を頑張りすぎて結果的に余計なイライラや不満を抱えてしまいがちです。
一人でできる仕事の量なんてたかだか知れているものです。
あなたが「頑張りすぎる」をやめて適当に働いたところで会社は潰れませんし、部署が突然機能しなくなるなんてことはありません。
(むしろ一人の頑張りで回っているような会社だったら「会社」として機能していないので潰れた方が世のためです)
真面目すぎて精神的にも肉体的にも疲れを感じているなら要注意!
もっと肩の力を抜いて、ゆるく適当に働いて大丈夫ですよ。
仕事で自分を消耗することをやめて、あなただけの時間を楽しんでみてくださいね。