転入・転出届の提出締め切りは14日以内と定められていますが、運転免許証の住所変更に明確な期限は設定されていません。
そのため、14日を過ぎるとすぐにペナルティがあるというわけではありませんが、道路交通法には、「住所変更があった場合は速やかに申し出るように」と記載されています。
住所変更せずに放置していると罰金となる可能性があるため、注意しましょう。
この記事では
・免許証の住所を変更しないとどうなるのか
・免許証の住所変更が14日を過ぎた場合どうなるのか
・免許証の住所変更をしないと怒られるのか
・免許証の住所変更の仕方
についてお伝えします。
免許証の住所変更の仕方や、住所変更を引っ越し後14日過ぎてもしない場合にどうなるのかを知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
免許証の住所変更をしないとどうなるの?14日過ぎたらペナルティはある?

運転免許証の住所変更をしないと罰金となる可能性があります。
運転免許証の住所変更は、転入届や転出届の提出と異なり、14日以内という明確な期限は定められていません。
しかし、道路交通法には、「住所変更があった場合は速やかに届け出ること」という記載があります。
引っ越しをし住所が変わったにもかかわらず、長期間免許証の住所変更をせず、放置していると2万円以下の罰金となる可能性があるため、注意しましょう。
期限を意識せず、あとでやろうと思っていると、免許証の住所変更をしなければならないことを忘れてしまう場合があります。
転入届・転出届などと同様に、14日以内に住所変更手続きをする意識でいると良いでしょう。
また、免許更新を知らせるハガキは登録されている住所宛に送られてきます。
引っ越し後住所を変更しないままでいると、免許更新を知らせるハガキをはじめとする重要な通知が届かなくなる可能性があります。
重要な知らせをしっかりと受け取るためにも、引っ越しをして住所が変わった場合は、速やかに運転免許証の住所変更手続きを行いましょう。
運転免許証の住所変更をしないことにはデメリットが複数ある一方で、メリットは一切ありません。
面倒に感じてもなるべく早く手続きを終わらせてしまうことをおすすめします。
免許証の住所変更をしないと怒られるの?手続きの仕方は?

怒られるかどうかは手続き担当者の性格により異なりますが、運転免許証の住所変更をしないと罰金となる可能性があるため、注意しましょう。
運転免許証の住所変更に明確な期限は定められていませんが、速やかに変更手続きをすることをおすすめします。
運転免許証の住所変更手続きは、以下の3つの場所でできます。
・運転免許試験場
・免許センター
・各自治体の警察署や交番
運転免許証の住所変更手続きに持参する必要があるものは、手続きに行く人が本人かどうかによって異なるため、それぞれ把握しておくことが重要です。
本人が手続きをする場合は、免許証と新住所が記載された住民票の写しや健康保険証を必ず持参しましょう。
印鑑や顔写真が必要な場合もあるため、念のため用意しておくと安心です。
本人以外が住所変更手続きをする場合は、本人申請時に必要なものに加え、代理人の本人確認書類や委任状、代理人と本人の名前が書かれた住民票の写しを持参する必要があります。
免許証の住所変更手続きは、通常であれば1時間から1時間30分ほどで終わります。
しかし、運転免許試験場や免許センターの混雑具合によっては、より時間がかかる可能性があるため、手続き前後は予定を入れずできる限り空けておくと良いでしょう。

まとめ
運転免許証の住所変更の期限は14日以内と決められているわけではありませんが、長期間手続きをせず放置していると、2万円以下の罰金となる可能性があります。
免許証の住所変更を忘れないように、転出届や転入届と同じく14日以内を目安に手続きをしましょう。
住所変更手続きは、運転免許試験場や免許センターで行えます。
手続きする人が本人かどうかによって持参する必要があるものが異なるため、注意しましょう。