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年越し蕎麦に合う献立ってどんなものがある?夕飯にもぴったりな献立をご紹介!



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新年を迎える夜のご馳走、何を準備しましょうか?

特に子どもがいるご家庭では、大晦日の夕食として年越し蕎麦を楽しむことが一般的です。

 

ただ、お蕎麦だけでは夕食としてはちょっと寂しいかもしれませんね。

 

「年越しそばに加えて、どんな料理を用意すればいいのだろう?」とメニューに頭を悩ませてはいませんか?

 

そこで、私たちの家庭で大晦日の夕食に蕎麦を囲む際に一緒に楽しんでいる料理の数々を紹介したいと思います。

 

夕飯におすすめの年越しそばの献立メニュー

トッピングで年越しそばに彩を

年越しそばを提供する際には、お好みで熱々の温そばとしても、涼やかな冷たいそばとしても楽しめます。

 

ガッツリとした食べ応えを求めるならば、カリッと揚げた野菜のかき揚げ、香ばしいエビの天ぷら、やわらかな卵を盛りつけてみてはいかがでしょうか。

 

柔らかく煮込んだ牛肉のトッピングも、そばの風味を引き立ててくれます。

 

タンパク質たっぷりな副菜の選択肢

おそばはごはんと比べてもタンパク質が約2倍含まれているとされていますが、それだけで一回の食事に必要なタンパク質量を満たすのは難しいです。

 

そのため、タンパク質を豊富に含む副菜を組み合わせてみるのが賢明な選択です。

 

たとえば、卵をメインに使用しただし巻き卵や茶碗蒸しは、その栄養価の高さからも優れた選択肢です。

 

もっと食べ応えのある副菜をお求めならば、肉豆腐が一押しです。

 

また、手間をかけずにタンパク質を補給したい時は、冷や奴を加えるだけでも手軽にプロテインを取り入れることができます。

 

がっつりと揚げ物

お蕎麦のみでは心地よい満足感に欠けると感じることもあるでしょう。

そんな時におすすめなのが、天ぷらやコロッケのような少し重めの揚げ物をサイドディッシュに加えることです。

 

特にそばだけでは物足りなさを感じる子供たちには、揚げ物があると食事が一層楽しくなります。

 

野菜の天ぷらを選ぶなら、カボチャやしいたけがおすすめ。

肉類を加えたい時は、家族の好みに合わせて唐揚げを提供するのも良いでしょう。

 

煮込み料理の数々

  • 筑前煮風野菜と肉の煮込み
  • 家庭風肉じゃが
  • 里芋とイカの煮合わせ
  • 手羽元と大根の煮込み
  • ほっこりかぼちゃの煮物
  • 牛肉と大根の味わい深い煮込み

など

 

そばと一緒に楽しむのに最適なのが、じっくりと煮込んだ料理です。

我が家では、子供たちにも人気の肉じゃがを毎年用意しています。

 

普段よりも牛肉をたっぷり使い、タンパク質もバランス良く摂れるように工夫しています。

どんな煮物も、肉を加えることで一層の満足感を与えてくれます。

 

サラダの選択肢

  • クリーミーポテトサラダ
  • さっぱり冷しゃぶサラダ
  • クリスピー春雨サラダ
  • シーズナルミックスベジサラダ
  • クラシックマカロニサラダ

などがあります。

 

お蕎麦とサラダの組み合わせは一見意外に思えるかもしれませんが、冷たいそばとの相性は抜群です。特に我が家では、冷しゃぶサラダやマカロニサラダが大人気です。

 

彩り豊かな副菜

  • ごま風味のほうれん草和え
  • 味わい深い小松菜の煮浸し
  • 定番の肉豆腐
  • 爽やかな冷奴
  • 栄養満点の切り干し大根
  • 健康的なひじき煮

 

などを準備すると、お祝いの食卓が一層華やぎ、栄養バランスも考えられます。

手軽に準備できる副菜を加えて、バラエティ豊かな食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

年越しそばに合うごはんもの

  • 華やかなちらし寿司
  • ふっくらいなり寿司
  • カラフルな手巻き寿司
  • 香ばしい焼きおにぎり
  • ボリューム満点ミニ牛丼
  • 温もりのあるミニ親子丼

などが挙げられます。

 

特に、お蕎麦のみでは満足感が持続しない男性や、まだそばを食べることができない小さな子供がいるご家庭では、いなり寿司や焼きおにぎりが良い選択肢になります。

 

これらは事前にたくさん用意しておくと、食事の時間に自由に取り分けることが可能です。

 

また、牛丼は多くの男性に支持されており、ご飯をメインに、お蕎麦を添える一品としても適しています。

 

その他の選択肢

大晦日の夕食はできるだけ手間をかけずに済ませたい、そう願う方には、鍋物やすき焼きが適しています。

手間を惜しむことなく、美味しい食事を楽しむことができます。

 

例えば、我が家では大量のおでんを作り、各自が好きな具材を選び取れるように鍋ごとテーブルに置きます。

余ったおでんはお正月にも楽しむことができるため、おでんは大変おすすめの一品です。

 

年越しそばの深い意味合い

年越しそばを頂く際には、多くの願い事が込められています。

 

細くて長いそばの形状には、

 

  • 家族が健やかに暮らせるようにという希望
  • 長生きを祈る心
  • 家族間の絆が末永く続くことへの願い

 

といった、幸福が持続するよう願う思いが含まれています。

 

また、そばが手軽に切れる性質にちなんで、

 

  • 年の苦しみや不運を断ち切る
  • 不要な縁を絶つ

 

など、悪いことからの解放を象徴する意味も持ち合わせています。

 

この厄払いという意味は、特に歯切れの良い十割そばに言及されることが一般的です。

 

年越しそばはいつ食べるのがベスト?

年越しそばをいただく時期は一般的に大晦日ですが、特に固定された時間はありません。

 

家庭によって差はありますが、大晦日の夜食として楽しむこともあれば、昼間にそば屋で味わうこともあり、さまざまなシチュエーションで食べられています。

 

地方によっては、新年を迎えてから食べる風習のある場所も存在します。

 

そばは消化に良いため、夜遅くに食べても身体に負担がかかりにくく、すっきりとした食感が魅力です。

 

ただ、幼い子どもたちには夜更かしは難しいもの。

そのため、幼児を持つ家庭では昼食や夕食として、他の料理と共に年越しそばを供することが一般的です。

 

まとめ

年越しそばは、ほっとする日本の伝統の味わいで、ふだんの日本料理ともとてもよくなじみます。

 

家族のみんなやお子様の好きな味を思い浮かべながら、温かい食事の時間を心地よく計画するのはいかがでしょうか。

 

大晦日は、新年を迎える準備でわくわくもするけれど、忙しくてバタバタしがち。

そんな中でも、ささっと作れるものでありつつ、大切な一年の終わりにふさわしい、ちょっぴり特別なご馳走を味わいたいですよね。

 

我が家には子どもたちがいて、毎年の大晦日には夕ご飯で年越しそばを囲みます。

その時のごはんは、和の心を大切にしたメニューを中心にしています。日本料理なら、何を選んでもそばとの相性はばっちり。

 

そばの横に一品足して、大晦日のテーブルをもっと華やかにしてみませんか。