仕事・マナー

お中元をやめたい人必見!会社関係者へのお中元のやめ方マナー教えます!



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お中元をやめたい人で、会社関係者へのお中元をやめる方法とマナーをお伝えします。

取引先の担当者や役員へ贈ったり、上司に贈ることが当たり前の時代がありました。

今ではお中元やお歳暮の受け取りを一切断るという企業全体の決まりがあるところも存在します。

 

この記事では

・お中元、お歳暮をいきなりやめるのはNGか

・やめる前に挨拶状を送ることのメリット

・挨拶状の文例

などについてお伝えしていきます.

 

会社側から社員に向けて、企業同士や社員同士でお中元やお歳暮のやり取りをしない旨の通達がきたけど、いきなりやめるのは気が引けると考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

  

お中元をやめたい…会社関係の人へのお中元っていきなりやめるのはNG⁉

お中元をやめたいからと、会社内外の関係者への贈り物をいきなりやめるのは失礼に当たります。

前もってやめる旨の挨拶をしておくと、相手にとっても自分にとっても気持ちのよい関係を継続できることでしょう。

 

挨拶状やお礼状でひとことやめる旨を書いてからがいいですが、挨拶状を送るのに良いタイミングは転勤、部署異動、退職の時点です。

生活環境が変われば疎遠になり、次の環境での人間関係も増えるので、お世話になった方へ贈り続けているとキリがありません。

 

疎遠になった方には贈らないという考え方でいた方がいいでしょう。

その際には関係を絶ちますと誤解を招くことのないように、今後とも変わらないお付き合いをしていく旨を書き添えておくのが相手も安心することでしょう。

 

また、結婚や出産で家族が増えることでも、やめるタイミングとしておすすめです。

家庭を持ち家族を養うことでお金がかかることは誰もが承知しているはずです。

おめでたいことでもあるため、受け取る相手は気持ちよく受け取りの辞退をしてくるかもしれません。

 

その際も近況とやめる旨、今後とも変わらぬお付き合いを望んでいることを添えた挨拶状を送りましょう。

 

会社内外の関係者へは気を使いますが、しっかりと事前に挨拶ができていればお中元とお歳暮をやめるのは問題ありません。

 

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お中元やお歳暮をやめるときの挨拶…ビジネスシーンで失礼にならない文例

 

会社関係者に宛てた、お中元やお歳暮をやめるときの挨拶の文例を紹介します。

 

お中元、お歳暮を贈るのをやめる理由と、今後とも変わらぬお付き合いを望む旨を入れておくのが鉄則です。

挨拶状を送る相手に失礼に当たらないよう十分に配慮しましょう。

 

例1・会社全体で「虚礼廃止」の通達があった場合

 

平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。

 

さて、この度弊社では「虚礼廃止」の一貫として、会社全体で中元・歳暮の贈答を廃止することと致しました。

つきましては今後弊社から中元、歳暮のご挨拶を差し控えさせていただきますので、貴社におかれましてもお気遣いの無いようよろしくお願い申し上げます。

 

今後とも貴社のますますのご発展と変わらぬお付き合いをお祈り申し上げます。

 

 

例2・異動が決まり会社内への上司へ送る場合

 

このたび◯◯支店へ異動することになりました。

◯◯部在勤中は公私にわたり大変お世話になりました。

実績を積んで充実した日々を過ごせたのもひとえに◯◯様にご指導頂いたおかげと感謝しております。

 

不躾ながら、新しい環境に向かうために今後は中元、歳暮の挨拶を辞退させてい頂くことをご理解いただけたら幸いに存じます。

今後とも変わらぬお付き合いのほどをよろしくお願い申し上げます。

 

◯◯様のご健勝とますますのご発展をお祈り申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

 

まとめ

 会社関係者の方へのお中元、お歳暮をいきなりやめるのは失礼に当たります。

事前に挨拶状やお礼状でやめる旨をお伝えしてからやめましょう。

 

やめるのにおすすめなのは転勤、異動、退職のタイミングです。

疎遠になるため、新生活が始まってもお世話になった方全員に気を配るのは大変なことです。

 

また、結婚や出産でのタイミングもよいきっかけになります。

新しい家族を持つことでこれからますますお金がかかることは、人生の先輩なら言わずもがな理解できるでしょう。

 

挨拶状にはお中元お歳暮をやめる理由と、今後とも変わらぬお付き合いをと願う旨を入れることで、相手にとっても自分にとっても気持ちよくやり取りをやめることができることでしょう。