仕事・マナー

自分ばかり仕事を振られる…脱却するためのたった3つの解決法!



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ひよこさん
ひよこさん
最近気づいたんですが。。。
周りと比べてわたしだけ異常に仕事を振られやすいんです!!
ひよこさん
ひよこさん
仕事をこなせばこなすほど振られる仕事が増えていくんです!!
仕事なので適当にはしたくないんですが、給料に見合わない量を振られているのでそろそろ我慢の限界です。。。

では今回は仕事を振られやすい人の解決法ですが、それはズバリ!「振られても断ること!」これに尽きます。

それでは詳しく見ていきましょう。

仕事が振られやすい人の特徴

わたしが今まで職場で見てきた「仕事が振られやすい人」には何か共通する特徴があるのでは?と考えました。
その特徴をピックアップしてみたところ、責任感が強い・承認欲求が強い・自己犠牲マインドが高い、という傾向がみられました。
ではその性格の傾向とは?具体的に見てみましょう。

責任感が強い

いくら急に振られた仕事だからといって途中で放棄することができない。
受けてしまったからには完璧にこなさなければ、という気持ちが強い。
「できない」と言う発言を逃げのように感じてしまう。

承認欲求が強い

振られた仕事を断って「できない奴だ」と思われる、評価が下がるのが嫌だ。
振られた仕事を引き受けることで感謝されると嬉しい。
自分を信頼し、依頼されたと思うと認められてる気がする。

自己犠牲マインドが高い

自分が我慢すればスムーズに組織が動くのであればそれでいい。
誰も引き受けないのであれば自分がやるしかないか、という思いが強い。
自分がやったほうが早い・うまくいくので依頼されるのは仕方ないと思っている。

どうでしょうか?
なぜこのような性格の人たちが「仕事を振られやすい」「仕事が集中する」のか、その理由が少し見えてきましたよね。

なぜあなたが仕事を振られるのか、その理由は?

では次に仕事を振る側の立場で考えてみましょう。
「仕事を振られやすい人」に仕事をお願いしたくなる理由は何でしょうか?

期限までに終えてくれる なんなら付加価値を付けて納めてくれる

仕事が早い、というのはとても魅力的です。どんな忙しい状態でも依頼した納期までに仕事を完了してくれる。それだけでなく期限より相当早めに終わらせてくれる、または元の資料をわかりやく整備してくれる、などの付加価値までつけてくれる。
そんな人だったら「次も仕事頼むならこの人」と思って当然ですよね。

人当たりがよく文句を言わずに取り組んでくれる

人当たりがよく、穏やかで優しい人は仕事を振られがちです。
なぜなら頼むほうもビクビクせずお願いしやすいから。
素直で一生懸命仕事に取り組んでくれる人には上司も同僚も仕事のお願いをしやすいですよね。

キャパシティが広そう この人だったら仕事も早いし大丈夫に見える

例えば関数スキルが高くて他の人より資料作成や分析を素早く終えてしまう人。
こういう人は仕事が早く余裕があるように見えます。
いっぱいいっぱいの雰囲気がビンビン伝わってくる人には仕事を振りにくいもんです。
実際には沢山の仕事を抱えていても、まだキャパがありそうだなと思う人には仕事を振りやすいもんです。

仕事を振られすぎているのはあなたに原因があるということ

仕事を振られる人の特徴と仕事を振る側の心情を見てみてどうでしたか?

あなた自身が「仕事が振られやすい人」になっているために、自分にばかり仕事が集中する…という状態を引き起こしているのではないでしょうか。
つまり、あなたの現状は自分が招いた結果、ということです。

仕事を振る側の心情を見てみると、仕事が早い・人当たりが良い・キャパシティが広い、とあなたのことを「頼りになる」と思っているのは確かです。

ただ、考えてみてください。

仕事を振られる=頼られている、という状態は本当に良いことなのでしょうか?

信頼されている、という面だけを見れば良いことのように思えますが、それが全てではありませんよね。

・この人だったら仕事頼みやすいな
・この人だったらわたしがやらなくてもきっちり納品してくれそうだな
・この人に任せとけばいいか

と、その「信頼」の中には振る側の怠惰な気持ちやあなたの能力を利用しようとする気持ちが少なからず含まれているはずです。

どんな仕事でもきっちりしたい、その気持ちも分かりますがそれであなたの本来取り組むべき業務時間が削られたり、業務遂行できないなんて事が起こったら本末転倒です。

振られている仕事に取り組むのであれば、それが本当に自分がすべき事なのか、優先順位はどうなのか、きっちり見極めた上で取り組まなければ、あなたはどんどん周りにいいように使われるだけですよ。

仕事を振られたときに断る方法

自分にばかり仕事が集中する!やたら仕事を振られる!・・・という状況を打破するために必要なこと。
それは、断ること、ただそれだけです。

本当に時間に余裕がある場合は引き受けてもいいですが、現状に不満がある、ということはあなたの業務で既に手一杯、ということですよね?

そうなのであれば選択肢はひとつだけ!
断ることですよね。
それでは振られた仕事を断る方法を考えてみましょう。

①相手に今抱えている業務との優先順位を確認する

あなたの日常業務をリスト化しておき(簡単なTo Doリストのようなもので構いません)、今この仕事にとりかかっていますが、それより優先順位は先ですか?と相手に確認してみましょう。
また、これとこれが今は最優先なのですが、そっちを優先すると通常業務の納期が遅れますが問題ないですか?ということも併せて確認し、相手にどちらを優先すべきなのか選択させましょう。

②振られた仕事にあえてとりかからず納期ぎりぎりに返却する

振られた仕事は本来はその人がするべき業務です。
あなたはあくまでもそれを投げられただけ。ですので、振られた仕事はあなたのするべき業務ではありません。
と、いうことは忠実に振られた仕事の納期を守る必要はないですよね。
振られた際には、自分の仕事を抱えてるのでそれが終わればとりかかれますが…と事前に「できないかもしれないよ」感を出しておきましょう。
そして「やっぱり指定の時間にはできそうもありません」と投げ返してしまいましょう。

③自分の業務でいっぱいいっぱいだ、と伝える

日常業務のリストを見せて「今これだけの業務をかかえているのでいっぱいいっぱいで取り掛かれません」と宣言してしまいましょう。
仕事を振られやすく責任感の強い人は「自分が手一杯」ということを伝えるのも嫌だ、という気持ちが強い傾向にあります。でも人にはキャパもあれば集中力の限界もあります手一杯だ、と伝えるのは負けることではありませんよ。
ついでに「むしろこっちを手伝ってもらえませんか?」と付け加えてみるのもおすすめです。
この人にはお願いできないな、と思わせるのがポイントです。

仕事を振られやすい人から脱却しよう!

仕事が早くて急に振られた仕事でもきっちり納期内に終える。
それはすばらしいスキルですし、仕事ができる人、という良い印象を持たれ、周囲の評価も高くなることは確かでしょう。

ただ、その「評価が良い」って現実的にどのようにあなたに還元されていますか?

君はよく仕事ができるしたくさん貢献してくれてるから来月から給料アップだ!

・・・なんてこと、ありえないですよね。

特に女性で事務職だったりした場合、成果を数値化するのが困難なため、役職をつけてキャリアをあげる、というのもなかなか険しい道のりではないでしょうか。

また、それとは逆に、振られた仕事を断ったからと言って、あなたの評価が下がる、即減給…なんてこともありえません

同じ給料・同じ年代の人よりやたら自分ばかり仕事量が多い!残業続き!なんてなんだかばかばかしく思えますよね。

振られた仕事をいくらこなしても次の仕事が舞い込んでくるだけです。
頑張りすぎてヘロヘロになっても誰も助けてくれる人はいません!

自分の身を守るためにも、「仕事を振られやすい人」から抜け出して不満の少ない仕事環境を自分で作ってくださいね。