働き始めたばかりのときは、分からないことばかりで、仕事の悩みを抱えている新人・若手の方も少なくないはず。
また、「何でも質問して」という周囲の言葉をそのままの意味で捉えている可能性もあるので、「自分で調べて、考えてみて、それでも分からなかったら質問していいよ」というメッセージを明確に伝えましょう。
「業務効率」と「コミュニケーションのバランス」を見つつ対処してみましょう!
今回の記事では、
・質問ばかりする人の心理
・質問ばかりする人への対処法
などについてご紹介いたしますので、「仕事でひんぱんに質問をしてくる人に困っている」という方は、是非参考にしてみてくださいね。
Contents
質問ばかりする人の心理って?仕事できる?できない?
仕事でわからないことを聞くこと自体は間違いではありませんが、調べる前にやみくもに質問しているのは、仕事ができない人が多いです。
また、質問ばかりする人は、せっかちであったり、自分の都合で効率よく行動したい人が多い傾向があります。
では、質問ばかりする人の「特徴」や「心理」をみていきましょう。
自分で調べ、考えようとしない
何でも聞いてくる人は、自分で考えたり、調べようとする気がない人が多いです。
「分からないことは、知っている人に聞いた方が早いから」「自分で考えたり悩んだりしている時間がもったいないから」といった理由で人に聞いてくるのです。
責任感がない
自分の仕事のことを、調べもせずに人に聞いてくること自体、責任感がないということ。
また、何かミスがあった場合に「あの人がこう言ったから」と責任をなすりつけてくる場合もあります。
相手の都合を考えない
何でも聞いてくる人は基本的に、自分のことしか頭にないので、あなたに迷惑がかかっているかもなんて考えてもいないかもしれません。
質問ばかりする人にどう対応すべき?すぐ聞いてくる人への対処法
単純に業務内容が難しかったり、新人なため質問をしなければ業務を進められないケースもあるので、質問が多い人が「どのような状態なのか」を把握したうえで適切な対処をとりましょう。
大切なことは、
「まず自分なりに調べて考えて、それでも分からないことがあれば質問して」
「何も考えずに質問するのではなく、自分でどうすべきか考えてから聞いて」
などと伝えることです。
ここでは、「対処法」「や「ポイント」を解説していきます。
指示を工夫する
仕事を進める上での疑問が解消できず、何度も質問をしてしまっているという場合もあります。
一度の指示で、業務の内容を過不足なく伝え、質問の回数を減らしていきましょう。
また、相手にメモを取ってもらえば、質問の質や回数も改善していくはず。
相手に自信をつけさせる
自信の判断に自信がなく、質問を繰り返してしまう人もいます。
そんな人には「あなたの判断は正しいよ」「自分で判断して進めて大丈夫」といった声がけをし、相手に自信をつけてあげましょう。
逆に質問する
質問をされたら、「○○さんはどう思う?どうしたらいいと思う?」と逆に質問してみましょう。
それがわからないなら「自分なりの答えを出してから質問してほしい」ということをやんわり伝えましょう。
自分も分からないフリをする
聞かれたことに対して、あなたも知らないフリを繰り返し、「この人に聞いても答えてもらえないな」という印象をつけさせることも有効です。
ときには相手にせず、距離を置く勇気も必要ですよ。
上司に相談する
質問が多い人に対して、あなたが大きなストレスを感じているのなら、直属の上司に相談しましょう。
上司に相談し、上司から何らかの対応をしてもらえるように動くのです。
ポイント
質問を何度も繰り返してしまう人に対しては、「自分で調べることの大切さ」や「正しい質問の仕方」を根気よく教えてあげるのが好ましいです。
ただし、状況によっては、「質問が多すぎる。人に聞くまでもないような質問ばかりなので、自分で考えてください。」と一度ハッキリと伝えても問題ありません。
まとめ
その場に応じた適切な質問することはよいことですが、ビジネスの場で無駄な質問が多いのは致命的ですよね。
また、質問が多い人は、よく言えば「とても慎重で、ミスもあまりしない」、悪く言えば「何でも人に確認しなければ仕事ができない」といった特徴があります。
さらに、そういった人は質問した相手の時間を奪っているという意識も欠けている可能性があるので、早めに的確な対処法を取りましょう!