結婚前に両家の顔合わせをしないのは以前は非常識という風潮がありました。
近年の世情では対面で顔合わせするのが難しい状況が続いているので仕方ないこと、という認識が生まれています。
結婚は両家が親戚付き合いをすることになるため、出来れば顔合わせはしておいた方が無難でしょう。
しかし様々な事情で両家揃っての婚約食事会が難しいことは多いと思います。
そんな時にはどうすればいいか考えていこうと思います。
この記事では
・両家の顔合わせをしないで入籍するのは非常識なのか
・顔合わせをしない割合と理由
・顔合わせの代わりに何ができるか
などについてお伝えしていきますので、結婚する前に両家の顔合わせをするのが大変そうで実施は困難だと考えているカップルで、顔合わせをしないと非常識だと思われるのか心配な人はぜひ参考にしてみてくださいね。
両家顔合わせしないで入籍ってダメ?顔合わせなしは非常識?
両家顔合わせしないで入籍をするのはダメではありません。
非常識かそうでないと言われれば、親世代にしてみれば非常識になると思います。
嫁側の両親からしてみれば、大事な娘を違う家庭に嫁がせるし、これから両家のお付き合いも始まります。
結婚する2人だけの問題じゃないことは確かです。
ゼクシィの結婚トレンド調査2022年版で両家の顔合わせと結納をしたかのアンケートによると
両家の顔合わせのみ 80.2%
結納と顔合わせを行った 6.9%
結納のみ 2.5%
どちらも行わなかった 10.3%
近年の世情にもかかわらず両家の顔合わせを行っているカップルは8割もいます。
顔合わせが重要なことと認識されているのが分かるでしょう。
どちらも行わなかった理由としては以下のようなことがあげられます。
・両家が離れている、両親は忙しくて日程の調整がつかない。
・マタニティ婚で親が怒って顔合わせできない。
・両親の誰かが病気や入院中で出歩けない。
・同棲の挨拶があったので婚約前は合う必要ない。
・両家が結納やあいさつにこだわっていない。
以上のことから、やむを得ず行わなかったという理由が多いことがわかります。
2人だけで「両家の顔合わせはしない!」と決めたのではなく、両家の親も納得がいく理由があるので行わなかったという結果です。
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顔合わせの食事会はやりたくない…顔合わせの代わりになることってある?

事情で顔合わせの食事会はやりたくないと思うカップルもいるでしょう。
ただ、自分たちが思っているより親は顔合わせに対して抵抗なしの方が多いようです。
実際に親戚付き合いが始まり、これから様々な形でかかわっていくので、どんな人柄でどんな家庭で育ってきた相手なのかを知りたいのは当然のことだと思います。
忙しくても日程調整はできる限りするでしょう。
それでも親は4人いるとして、それぞれの都合をつけるのは難しいかもしれません。
ましてや遠方だと交通費がかかります。
負担が大きいのでカップルはどうしても気にしがちですよね。
2人だけで決めないで、まずはお互いの親に相談してみてくださいね。
勝手に顔合わせをしないと決めると不信感を抱かれる可能性があります。
遠方で不便なときはビデオ通話で会話するのもおすすめです。
オンライン顔合わせだと費用の負担もほとんどなく、全身めかしこむ必要もないでしょう。
お互いの自宅からなので比較的気軽に雑談できることでしょう。
また、結婚式当日の挙式リハーサルの時に式場に頼んで顔合わせの場を作ってもらったり、
家族挙式ならその後に平服で気軽な食事会を行ったりしてもいいでしょう。
食事会という形式にこだわらず、両家の事情にそって親睦を深められる方法をはないかと考えてみるのも手です。
結婚式後でもOKです、ぜひトライしてみてください。
まとめ
結婚前に両家顔合わせしないで入籍をするのはダメではありません。
2人だけで両家の顔合わせはしない!と勝手に決めてしまうのは非常識だと思います。
親世代からすれば顔合わせは当然のことと考えている人は多いでしょう。
必ずお互いの両親に相談して、事情を考慮し顔合わせをするかしないかを決めてください。
近年の世情でも両家の顔合わせをしているカップルは全体の8割います。
実際に会うのは困難なら、オンライン対面ということもできます。
また、結婚式当日に顔合わせの場を設けるのでもOKです。
遠方だから交通費の負担が大きいとか、病気や高齢で出歩くのが難しいとかなら代わりの手段を考えてみましょう。
結婚式前だとか食事会形式にこだわる必要もありません。
両家の親睦を深めるためにはどうしたらいいかをオリジナルプランで考えてみてくださいね。