制汗スプレーを服の上からかけるとシミのような跡がついてしまうのでやめましょう。
服の上からかけても制汗や殺菌の効果は得られず汚してしまうだけです。
制汗スプレーを使う場所は、なるべく皮膚の汗腺の穴を塞いでも大丈夫な脇と足にしてください。
この記事では
・制汗スプレーを服の上からかけていいのか
・冷感シャツスプレーとはどんなものか
・制汗スプレーの効果的な使い方と注意点
などについてお伝えしていきますので、汗をかいた時に服の臭いが気になるから制汗スプレーを服の上からかけていいのか、効果的な制汗スプレーの使い方を知りたいと思っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
制汗スプレーを服にかけるとどうなる?シミや黄ばみの原因に!?
制汗スプレーを服にかけるとシミや黄ばみの原因になります。
洗剤で揉み洗いすれば簡単に落ちるのですが、服にかけても汚れるだけで本来の効果は何も得られません。
デオドラント剤に含まれる成分が人体の汗などの分泌物と作用するとシミや黄ばみが生じる場合があります。
衣服にシミをつけないためにもスプレーした後乾いてから衣服を着るようにしましょう。
日本で販売されている制汗スプレーは服にかけるとほとんどの場合シミになりますが、特に銀イオン配合の制汗スプレーは光に反応するとピンクに変色する性質を持っています。
制汗スプレーという名称ではなく、シャツミストやシャツクールといった服にスプレーする専用の冷感シャツスプレーがあります。
着る前に衣服にスプレーしておくだけで涼しさを感じられます。
ひんやり感が強いものや涼しさが持続するものなどいろいろあります。
冷感シャツスプレーで涼しくなる理由は、液体が気体に変化する時に熱を取る仕組みを利用しているからです。
スプレーに含まれているエタノールが液体から気体に変化することで、スプレーした箇所の表面温度が下がるのです。
また、メントールが配合されていることが多いので2つの要素によって清涼感を与えることが出来るという訳です。
汗をかくたびに清涼感が得られ、消臭や除菌もできるタイプもあるので臭いが気になる人は得られる効果を選んで購入しましょう。
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制汗スプレーはどこにかけるのが正解?効果的に使う方法教えます
制汗スプレーは脇と足に使うのが効果的です。
制汗スプレーには主に制汗作用と殺菌作用の成分が含まれています。
制汗作用のある成分は皮膚汗腺から汗が出ないようにする働きがあります。
脇と足は汗による人体の体温調節にあまり関係しないので、汗を止めても大丈夫な部分なのです。
逆に脇と足以外の部分にスプレーすると、汗が止まり体温調節がしにくくなります。
体に熱がこもってしまい、夏は特に熱中症になる可能性が高くなります。
製品の使用表記通りか、できるだけ脇と足以外にはスプレーしないようにしましょう。
他の部分へのスプレーを避けるため、脇や足にスプレーする時はなるべく近くで(原則10cm以上は離す)スプレーしましょう。
また、汗臭が気になる人は無香性よりも香料が入っているタイプを選びましょう。
塩化アルミニウムという成分が入っていると汗を抑える効果が抜群なのですが、敏感肌の人は痒くなったりかぶれたりすることがあるので避けた方が無難です。
スプレーにはエアゾールタイプとミストタイプがあります。
エアゾールはガスを噴射して広範囲に吹き付けられ、一気に清涼感を得たいときにはおすすめです。
ミストタイプはピンポイントで優しく吹き付けられ、小さいものが多いので持ち歩くのにも便利です。
まとめ
制汗スプレーを服の上からかけるとシミや黄ばみになり汚してしまいます。
汚すだけで本来の効果は得られないのでやめておきましょう。
もしも服についた場合は洗剤で優しく揉み洗いすれば簡単に落ちます。
冷感シャツスプレーは服にスプレーする清涼剤です。
こちらは汗をかくたびにひんやり感を得られるのが特徴で、消臭や除菌もできるタイプもあります。
制汗スプレーは脇と足に使うことをおすすめします。
制汗成分は汗腺から汗を出すのを抑えてしまうため、他の部分に吹き付けると汗による体温調節がしにくくなってしまうからです。
脇と足は汗腺を抑えても体温調節にはあまり関係がない部分でなので大丈夫なのです。
また、無香性よりも香料使用の方が臭いを抑える効果があるので特に汗臭が気になる人にはおすすめです。