鳥の軟骨が体に悪いという根拠は消化不良などが理由にあげられます。
よく噛まないと胃腸に負担がかかり下痢を引き起こすことになります。
飲み会の席でよく鳥の軟骨を食べると思いますが、会話しながら食べたりビールで流し込んでしまったりすると消化不良になってしまいます。
本来は栄養価値が高い部位なので、ポイントを押さえて食生活に取り入れるとダイエットや健康に効果を発揮するでしょう。
この記事では
・鳥の軟骨は消化に悪いのか
・鳥の軟骨の栄養を効率よく吸収するには
・鳥の軟骨を食べてダイエットするには
などについてお伝えしていきますので、鳥の軟骨が好きなのに体に悪いと聞いて不安な人、カロリーが低いからダイエットに取り入れたいと考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
鶏の軟骨って消化に悪いの?軟骨の食べ方と注意点を確認!
鳥の軟骨は消化に悪いという根拠は、よく噛んで飲み込んでいないことで胃腸に負担がかかり下痢を引き起こしてしまうことからきています。
また、軟骨自体についていたカンピロバクターという細菌によって食中毒を引き起こすこともあります。
十分に加熱処理されていない、調理過程の二次汚染が原因になります。
鳥軟骨はコリコリして食べ応えのある食感で人気ですが、あごの力がいる硬めの食べ物なので、十分に噛まずに飲み込んでしまうことがあり消化不良を起こしてしまいます。
もともと胃腸が弱い人や食べ過ぎで胃腸が荒れている人は十分に気を付けて食べることをおすすめします。
主成分はたんぱく質で、その内の約30%はコラーゲンです。
カルシウムを多く含み低脂質、低糖質、低カロリーなので栄養的にとても優れています。
また、ミネラルのうちナトリウムを多く含んでいるので塩分を控えた調理法にするといいでしょう。
ナトリウムは体に必要な成分ではありますが、過剰摂取すると高血圧などの原因になるのです。
軟骨だけを摂取するよりも、食物繊維を多く含む食品を一緒にとることで、過剰なナトリウムを吸着して対外に排出してくれます。
鳥軟骨を食べるときには野菜、きのこ、海藻などの食品を積極的に取り入れるのがおすすめです。
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やげん軟骨は太る?ダイエッター向け太らない食べ方はある?
やげん軟骨は100gで54kcalなのでとてもヘルシーでダイエット中にはピッタリの食べ物です。
成分はほとんどがたんぱく質で、中でもコラーゲンを多く含み肌の弾力やツヤ、爪の強度の維持などの美容効果もあります。
カルシウムも豊富で関節の軟骨や歯の健康を守ります。
たんぱく質は筋肉量を増やし、糖質や脂質をエネルギーにする効果があり、基礎代謝の向上が期待できます。
基礎代謝が上がることで太りにくく痩せやすい体を作ることができるのです。
そのため、活動量が多い朝や昼に鳥軟骨を食べることで効率よいダイエットに繋がります。
また、鳥軟骨だけを摂取していても塩分の摂り過ぎや栄養に偏りが出てしまうので、他の食材と一緒にとりましょう。
一日に100g程度とることを基本に、食物繊維を多く含む野菜やきのこ、海藻などといった食品と一緒に食べましょう。
カリウムを含んだ食品と一緒にとることでもバランスよく栄養をとることができます。
ナトリウムと相互に作用して細胞の浸透圧を維持し、水分を保持するのに必要な成分です。
カリウムを多く含む食品はほうれん草、ブロッコリーなどの野菜、バナナやキウイなどの果物、海藻類やドライフルーツ、切り干し大根、干し柿などにも多く含まれています。
鳥軟骨はタレをつけて食べることが多いと思いますが、濃い味付けで塩分を多くとるとむくみの原因になります。
また、調理に使う油の量が多いとカロリーが上がってしまうので、できるだけ少ない量の油で調理してくださいね。
まとめ
鳥の軟骨は消化に悪いと言われているのは、よく噛んで飲み込まないことで胃腸に負担がかかり下痢を引き起こすことがあるからです。
また、軟骨についていたカンピロバクターという細菌で食中毒を引き起こすこともあります。
十分に加熱処理されていない、調理過程の二次汚染が原因になります。
また、やげん軟骨は100gあたり54kcalなのでヘルシーな食材といえます。
主な成分はたんぱく質であり、低脂肪、低糖質でコラーゲンが多く含まれているので美容効果も期待できます。
ただナトリウムの量が多めなので塩分のとりすぎに注意します。
調理の時はタレの塩分量に気を付けてください。
食物繊維やカリウムを多く含む食材と一緒にとると摂取塩分が減るのでおすすめです。