子どものレッスンバッグなどの丈夫なキルティングバッグを洗う時に縮ませない洗濯方法は、基本的に手洗いをして早く乾かすことで縮みを防ぐことができます。
この記事では
・キルティングバッグの縮み対策について
・キルティングバッグの洗濯方法
・キルティングバッグはどのくらいの頻度で洗うか
などについてお伝えしていきますので、子どものお気に入りのキルティングバッグを縮ませないように洗うにはどうしたらいいかを悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
キルティングバッグを洗濯すると縮む!?縮み対策が知たい!
キルティングバッグの縮み対策は、
・手作りする前にキルティング生地を水通しして先に縮ませておく
・洗濯時は手洗いで優しく洗うことと頻繁に洗わない
の2つがとても有効ですよ。
キルティングバッグを洗濯すると縮むというのは、元々おもて面の生地に縮みやすい綿素材を使っているからです。
中ワタは合繊繊維なので、中ワタが縮むというよりおもて側の綿生地が縮んでいるんですね。
とはいえレッスンバッグや上履き入れなど、子どもが使うものは丈夫なキルティングが破けにくく安心ですよね。
夏休みなどの長期休みの時にはせめて洗って保管したいものです。
既製品のキルティングバッグなら洗濯表示を見てみましょう。
手洗い推奨ならおしゃれ着洗い用の中性洗剤を使って優しく押し洗いするのがいいです。
ママが手作りしたものなら、生地を裁断する前に水通しをしたか思い出してください。
水通しをすると生地は縮みます。
その工程から縫い合わせれば、洗濯しても縮みは最小限になります。
水通しをしないで作った場合は、縮みが大きくはっきりと分かるでしょう。
綿は水を通すと大体5~10%縮みます。
キルティングバッグを作る前に、生地は必ず水通しをしてくださいね。
また、最初から大き目のサイズで生地を裁断しておくのも手です。
キルティングの座布団カバーを水通ししないでジャストサイズで作ると、洗った後に座布団より小さくなって入らないかもしれないので要注意です。
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キルティングをきれいに使い続けるために…上手な洗濯の方法は?
キルティングをきれいに使い続けるための洗濯方法を紹介します。
基本はシワになりにくい手洗いをおすすめしますが、洗濯機の弱水流コースやおしゃれ着洗いコースでネットに入れて洗うこともできます。
洗面器や洗面台にぬるま湯をはり、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を規定通りに量って溶かします。
そこに必要なら折ってバッグを入れ、優しく押し洗いします。
汚れが目立つ部分は優しく揉み洗いしてください。
そのまま20分つけ置きします。
長くつけ置くと色落ちするので気を付けましょう。
新しいぬるま湯に交換し、軽く押してすすぎ洗濯機で15秒~30秒脱水します。
バスタオルで挟んで水気を吸い取ります。
バッグの中にもタオルを挟むと早く水分を取ることができます。
手で軽く押さえながらシワを伸ばし、形を整えたら色あせを防ぐために風通しのよい日陰で乾かします。
アイロンをかける場合はスチームアイロンで1cmほど浮かし蒸気でシワを伸ばします。
キルティングバッグを頻繁に洗うと色あせたり劣化して長持ちしません。
学校に置いてあるキルティングバッグを毎週持ち帰ってきたときに洗うと、色あせが目立つようです。
汚れが気になった部分だけを洗うとか、目立った汚れがない場合は特に洗う必要はないでしょう。
長期休みの時だけ洗って新学期に持っていくくらいで十分ですよ!
まとめ
キルティングバッグの縮み対策は、手作りする前にキルティング生地を水通しして先に縮ませてから裁断して縫うことと、洗濯時は手洗いで優しく洗うことと頻繁に洗わないことです。
洗濯機でもおしゃれ着コースなどでネットに入れて洗えますが、シワになりにくい手洗いをおすすめします。
ぬるま湯に中性洗剤を溶かしてやさしく押し洗いします。
ぬるま湯を新しいのに交換し、すすいで短時間で脱水しタオルで水分を取ってから日陰干しします。
週1回など頻繁に洗うと早く色あせしたりキルト生地がぺちゃんこになって見た目がよくないです。
劣化もしやすいので長持ちしなくなります。
汚れが目立たなければ夏休みなどの長期休みに洗うくらいにとどめておきましょう。