ラッシュガードの主な役割は、日焼け防止や肌の露出を抑えることです。
水着ではないのでプールに入る時に着用するものではなく、施設によってはラッシュガードの出始めの頃は禁止していたところもありました。
現在では日焼け防止として着用するのが一般的になっているため、禁止している施設はほぼ無いようです。
この記事では
・ラッシュガードの役割
・ラッシュガードの種類と気を付けるポイント
・プールで着用する時のマナー
などについてお伝えしていきます。
子どもを連れてプールに行く時に日焼け対策や体型カバーでラッシュガードを着たいと思っているけど、ラッシュガードが禁止のプールがあるみたいで悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
ラッシュガードの種類と気をつけるポイントは?プールにそのまま入れる?
ラッシュガードの種類はざっくりと
・パーカータイプ
・ジャケットタイプ(ジップアップタイプ)
・プルオーバータイプ
・レギンス、トレンカタイプ
・ボードショーツ
これら5種類ほどに分類できます。
それぞれの特徴や、プールでの着用の際の注意点などを解説していきますね。
パーカータイプ
フードが付いており、プールサイドで着用する目的で作られているものです。
丈が長めのワンピース感覚で着るものもあり、体型カバーに一役買ってくれます。
フードで首や顔、頭を日差しから守ることができるので、日焼けが気になる方に特におすすめです。
フード部分がどこかに引っかかったり誰かに引っ張られるといった危ないこともあります。
そのままプールに入るとトラブルの原因になりやすいので脱ぐことをおすすめします。
ジャケットタイプ(ジップアップタイプ)
前開きをファスナーで開閉するので着脱がラクなタイプです。
フードが付いていないので襟元がハイネックになっています。
ファスナーの金具部分でケガをする可能性があるので、プールに入る時は脱ぐことをおすすめします。
プルオーバータイプ
すっぽり被るTシャツタイプで、長袖と半袖があります。
主にマリンアクティビティに着るのに適しており、海で泳いだりシュノーケリングで着用するのに向いています。
また、ウェットスーツのインナーとして肌を保護する役目もあります。
レギンス、トレンカタイプ
足の日焼けやケガを防止するもので、レギンスは足首丈でトレンカは足の甲までガードするタイプです。
ボードショーツ
最近では水陸両用のボードショーツが女性に人気です。
もともとはサーフィンで着用するパンツで、タウンユースでも水着でも使えるから便利なのとオシャレなデザインが特徴です。
速乾性と伸縮性に優れているものが多いです。
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プールによってはラッシュガード禁止のところも!?マナーや注意点とは?
以前はプールによってラッシュガード禁止のところもありましたが、最近はラッシュガードが日焼け防止のために着るものとして一般的になっており、禁止しているところはほぼないようです。
ただ水着とは違い泳ぐための仕様ではないので、タイプによってはなるべく脱いで入ることをおすすめします。
ラッシュガードが出始めの頃は、プールに入る前に着ていると体の汚れを十分に落とせず水質を悪化させてしまうので禁止されていたことがありました。
また、はおるタイプのものはスライダーや滑り台で脱げやすく事故の原因になってしまいます。
パーカータイプのものはフードが付いているので水中では重くなり、丈も長めなので余計に重くなります。
小さい子どもと一緒に入るくらいなら大丈夫ですが、自分も泳ぐなら着たまま入るのはおすすめしません。
また、フードがプールの水を吸い込む部分に引っ張られて首を締めてしまう恐れがあるので危険です。
大人ならなんとか対処できそうですが、子どもをフード付きのラッシュガードを着せたままプールに入れるのはやめましょう。
やはり水着とは異なり、プールという場面では危険が生じる可能性があるため、基本的にはラッシュガードはプールサイドで着るものとして認識しておいた方がいいかもしれませんね。
また濡れたまま着て休憩をとっていると体が冷えるので、その場合は脱いで日光で乾燥させましょう。
水中では着用せず、プールサイドで羽織るものとしていれば日焼け対策はもちろん防寒対策にもなります。
まとめ
ラッシュガードを着たままプールに入るのはOKです。
ただタイプによっては気を付ける点があります。
パーカータイプでフードが付いていると、どこかに引っ掛けて引っ張られたり水を吸い込む所で引っ張られ首を締めてしまう可能性があります。
ジップアップタイプはファスナーの金具でケガをすることもあります。
水中では体がほぼ見えない状態で他の人への影響も出てくるので、これらのタイプは脱いで入ることをおすすめします。
ラッシュガードは水着ではなく日焼けやケガを防止するためのアイテムなので、シーンによって脱ぎ着するのがいいでしょう。
子どもと一緒に入る場合は日焼けや体型カバーのために着ているのもアリだと思いますが、自分自身が泳ぐなら脱いだ方がいいかもしれません。