ニットは、穴があいたり、毛玉ができたりしやすいため、ワンシーズンか、長くても2年ほどで捨てる人が多いです。
素材や着方によってもニットの寿命は異なり、適切に手入れをすることで、購入時の風合いのまま長持ちさせることが可能です。
この記事では
・ニットの寿命
・ニットを捨てるタイミングを見極めるポイント
・ニットを長持ちさせる方法
についてお伝えします。
ニットを買い替えるタイミングや、長持ちさせる方法を知りたいという方は、参考にしてみてください。
ニットってみんな何年着る?捨てるときの見極め方も
ニットは、化学繊維が多く使われている低価格のものならワンシーズンか、長くても2年ほど、自然繊維でできたものなら2年以上着るという人が多く見られます。
化学繊維の例はアクリル・ポリエステル・ナイロン、自然繊維の例は、ウールやコットン、カシミアなどです。
自分のニットがどのような素材でできているか確認してみると、おおよその寿命を把握できるでしょう。
ニットの網目の大きさによっても、キレイなまま着用できる期間は異なります。
網目が大きいほど穴があきやすかったり、劣化しやすかったりするため、ニットの寿命は短くなります。
ニットの寿命は、手入れの仕方や着用する頻度や回数によっても異なるので、以下の見極めポイントを参考に判断することが大切です。
・毛玉が目立つ
・袖(そで)や裾(すそ)が伸びてヨレヨレになってきた
・色落ちや色褪せが気になる
・毛羽立ちが気になる
・染みや黄ばみ、汚れがある
・穴があいた
捨てるか迷っているニットに、見極めポイントに当てはまっている特徴がある場合は、思い切って手放すと良いでしょう。
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ニット大好きな人必見!風合いそのまま長持ちさせる方法とは
ニットを購入したときの風合いのまま長持ちさせる方法を、以下4つの場面に分けてお伝えします。
・着る
・手入れ
・洗濯
・収納
それではくわしく見ていきましょう。
着るときのポイント
ニットを長持ちさせるためには、お気に入りであっても、毎日同じニットを着ないことが大切です。
連日着用しないようにすると、ニットを休ませられるので、劣化を防げます。
お手入れのポイント
ニットを購入時のままきれいな状態で長持ちさせるためには、着用したら必ず手入れすることが重要です。
やわらかい馬毛ブラシで表面の繊維を整え、毛玉があった場合は、はさみでカットしましょう。
こまめに繊維を整え、小さいうちに毛玉を切ってしまうことにより、ニットの状態が良いまま長持ちさせられます。
洗濯のポイント
ニットを長持ちさせたい場合は、洗濯を頻繁にしすぎないことが重要です。
洗濯を頻繁にしすぎると、ニットが傷む原因になり、劣化しやすくなってしまいます。
また、洗濯をするときは、ニット用洗剤やおしゃれ着用洗剤など、ニットに優しい洗剤を使うことで、購入時の風合いを長持ちさせることができます。
ニットに毛玉ができるのを防ぎたい場合は、静電気の発生を防止する柔軟剤を用いましょう。
収納のポイント
ニットは、畳んでタンスにしまうのではなく、ハンガーにかけた状態でクローゼットに収納するほうが長持ちします。
他の衣服との摩擦により毛玉ができたり、劣化したりしてしまうため、隣にかけてある洋服との距離をしっかりと開けることが大切です。
大切なニットを長持ちさせられるように、丁寧に手入れをしましょう。
まとめ
ニットは、毛玉ができたり、袖(そで)や裾(すそ)が伸びたりしやすいため、ワンシーズンから2年ほどで買い替える人が多いです。
しかし、素材や網目の大きさ、着用頻度、手入れの仕方によっても、ニットの寿命は異なります。
購入時のままニットの風合いを長持ちさせるためには、正しい方法で着用・手入れ・洗濯・収納することが大切です。
丁寧に手入れをして、お気に入りにニットを長持ちさせましょう。