両家顔合わせはどちらが出向くのか決まりはありませんが、実家が遠方の場合新郎側の両親が新婦側の実家へ出向くのが一般的です。
また、両家の中間地点や新郎新婦が住んでいる地域に両親にきてもらうというパターンがあります。
費用負担についてはケースバイケースで、新郎新婦が負担する場合や両家の折半などがあげられます。
この記事では
・顔合わせする実家が遠方の場合どちかが出向くべきなのか
・両家が出向くパターンとは
・顔合わせにかかる費用の負担は誰がするのか
などについてお伝えしていきますので、結婚前の両家顔合わせではどちらが出向くのか、顔合わせにかかる費用の負担は誰がするのか分からない人はぜひ参考にしてみてくださいね。
顔合わせする実家が遠方で泊まりになる場合どちらが出向くのが正解?
顔合わせする実家が遠方で泊まりになる場合、一般的には新郎側の両親が新婦側の実家方面へ出向くパターンが多いです。
あくまでも一般的なので、他にも出向くパターンがあります。
・両家の中間地点で行う
中間地点で日帰りが可能そうなら両家それぞれで交通費を負担してもらいます。
食事代は両家で折半と考えているなら中間地点で行うのがいいでしょう。
また、日帰り可能なら新郎新婦が交通費と食事代を負担するのも気持ちのいいものです。
・新郎新婦が住んでいる地域に両親にきてもらう
両家の親にわざわざ足を運んでもらうわけですから、新郎新婦が食事代、交通費、宿泊費を出すことが基本の考え方となります。
でも新郎新婦が若ければ全額負担は厳しいでしょう。
その場合は、食事代と宿泊費は出すけど交通費は各自負担でというパターンと、食事代は出すけど宿泊費と交通費は各自負担でという考え方でいいと思います。
結納がある場合は新郎側から結婚支度金を持参して新婦側の実家方面へ出向きます。
ただし婿入りの場合は逆で、新婦側から新郎側へ贈ります。
要するに「もらう側」が相手側に結納金を贈ることになります。
両家顔合わせのセッティング自体は新郎新婦の役割です。
お互いの両親に相談して、両家の負担にならないような顔合わせ場所を考えるようにしてくださいね。
スポンサーリンク
顔合わせの旅費や食事会費用はどっちが払う?決まりはある?
顔合わせの旅費や食事会費用はどっちが払うという決まりはありません。
かかる費用を両家で折半するのがお互いのモヤモヤもなく理想的でしょう。
もっといいのは新郎新婦が支払うのがスマートですが、負担が大きいなら交通費だけは各自負担とさせてもらいます。
宿泊は予約から精算まで事前にネットで行っておくのがスムーズです。
食事会費用は食事会の頃合いをみて新郎が席を離れ(トイレに行くなど)支払っておけばスマートに支払いを済ますことができます。
ポケットにクレジットカードや小さい財布を用意しておきましょう。
食事会は料亭やレストランで行うことが多いですが、その時に個室料もかかる場合があります。
大体数千円~1万円です。
食事会を両家折半で行う場合は個室料金のことも伝えておきましょう。
両家折半の場合は新郎か新郎の父親が支払いを済ませ、後から新婦側から現金で渡すというパターンが一般的です。
その時は結び切りが印刷されたのし袋や白い封筒に入れて渡すのがマナーです。
他にも結納金、手土産代がかかります。
結納金は前述した通り、どちらか一方が持参します。
手土産は両家が持参して交換します。
3千円~5千円の日持ちするお菓子がいいでしょう。
結納金は地域にもよりますが100万円~150万円が相場です。
贈られた側は半額程度の現金や品物でお返しをします。
お返しは結納の場ではなく後から贈ります。
日本では贈り物をもらった場合、お返しをするのがマナーとなっています。
まとめ
結婚前の両家顔合わせではどちらが出向くのがいいのかは決まりはなく、一般的なのは新郎側の両親が新婦側の両親の方へ出向きます。
しかし費用の負担や遠方で大変な場合があるでしょう。
その時は両家の中間地点や新郎新婦が済んでいる地域で行う方法もあります。
顔合わせをセッティングするのは新郎新婦の役割なので、基本的に支払いはカップル側で行うのがいいと思います。
しかし遠方の場合交通費、宿泊費を両家分となると厳しいですよね。
そこで、中間地点で行う場合は交通費、宿泊費は両親に負担してもらって食事代は支払うようにするパターンもOKです。
もちろん宿泊費を出す余裕があれば、予約を含めて支払いも事前に済ませておきましょう。
また、すべて両家で折半する場合はかかる費用を明確にし、親同士で事前に話し合ってもらうようにしましょう。
支払い時は新郎又は新郎側の父がまとめて支払い、後で精算します。