自宅の庭でのバーベキューは、法律的な問題はありませんが、近隣住民の迷惑になる可能性があります。
近くの家との距離や近隣住民との関係性を考えて、におい・煙・騒音対策をすれば庭でバーベキューをしても大丈夫なのかを判断することが重要です。
この記事では
・自宅の庭でバーベキューをすることで、周りにかかる迷惑
・近隣トラブルを回避する方法
についてお伝えします。
自宅の庭でバーベキューしてもいいのか不安な方は、参考にしてみてください。
Contents
一戸建てでのバーベキューは迷惑?騒音や臭い対策だけじゃダメ?
一戸建ての住宅の庭やベランダでのバーベキューは、法律上の問題にはなりませんが、近くに住んでいる方の迷惑になることがあります。
近隣住民が迷惑に感じるのは、バーベキューをすることで発生するにおいや煙だけでなく、音や大きな声などの騒音です。
においや煙、騒音対策をしても、庭でのバーベキューを毎週末行うことや長時間にわたって行うことにより、迷惑だと感じる人もいるでしょう。
近隣住民の迷惑にならないようにバーベキューを行うには、騒音やにおい対策だけでなく、回数や時間帯に気を付ける必要があります。
自宅の庭でバーベキューを行うからには、十分に対策したとしても、周りへ全く影響を出さないことは困難です。
また、何を迷惑と感じるかということや、通報するタイミングは人それぞれです。
そのため、絶対に通報されない対策法はありません。
近隣住民と良好な関係を保ちたい場合は、家の庭やベランダではなく、キャンプ場やバーベキュー場で行う方が安心です。
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住宅街でバーベキューは禁止なの?近隣とのトラブル回避法はある?
住宅街のバーベキューを禁止する法律はありません。
したがって、自分の家の敷地内であれば、法律的には、バーベキューを楽しんでも問題はありません。
しかし、通報されたり苦情を言われたりすると、バーベキューの楽しい雰囲気も台無しになってしまいます。
周りから極力迷惑に思われずに、自宅の庭でバーベキューをしたい場合は、以下の2点に気をつけましょう。
・日頃から近隣住民との関係を良好に保つ
・節度を守った時間帯と回数を心がける
それぞれ説明します。
日頃から近隣住民との関係を良好に保つ
自宅の庭でバーベキューをしたときに通報されないようにするためには、日頃から近隣住民との関係を良好に保っておくことが効果的です。
関係性が良好であれば、多少のにおい・煙・騒音で通報されることは少なくなります。
近隣住民との関係を良好に保つためには、あいさつを明るく元気に行ったり、ゴミ捨てをはじめとするマナーをしっかりと守ったりすることが大切です。
節度を守った時間帯と回数を心がける
自宅の庭でバーベキューをする場合は、時間帯と回数に気をつけましょう。
バーベキューするのが、時々で短時間であれば、通報されるリスクは少なくなります。
一方で、毎週末バーベキューを行うのに加えて、長時間にわたって行われる場合は、通報されやすくなるでしょう。
時々なら耐えられても、頻繁にバーベキューが行われると、におい・煙・騒音に我慢できなくなってしまいます。
20時以降だと小さな音や声でも迷惑になりやすいため、16時から始めて20時には片付けるようにすると良いでしょう。
自宅の庭でバーベキューを行う際は、近隣住民の立場になって、迷惑にならないかを考えることが大切です。
マナーを守ってバーベキューを行えば、周りから迷惑に思われたり、通報されたりすることは少なくなるでしょう。
まとめ
自宅の庭でのバーベキューは、法律上問題のない行為ですが、近隣に迷惑がかかる可能性があります。
庭でバーベキューを行うときには、におい・煙・騒音対策はもちろん、常識的な回数や時間帯で行うことで、通報されにくくなります。
しかし、絶対に通報されないわけではありませんし、通報されなくても迷惑だと周りから思われてしまうリスクはあるでしょう。
近隣住民との関係性を良好に保ちたい場合は、バーベキュー場を利用して行うことをおすすめします。