icloudメールは使わない方がいいと言われています。
なぜならば、無料プランでは保存できる容量が5GBまでと他のメールよりも劣るからです。
しかし、中には優れていて便利なメールサービスなので、使った方がいいという意見もあるようです。
その理由として、添付可能なファイル容量が多いことと、広告表示がないという点です。
この記事では、
・icloudメールのデメリット
・icloudメールと他のメールアドレスの違い
ついてお伝えしますのでicloudメールを使うか考えている方は是非参考にしてみてくださいね。
Contents
icloudメールを使わない方がいいのはなせ?そのデメリットとは?
iCloudメールについては、ユーザー間で賛否が分かれています。
無料プランで提供される5GBの容量は、他のメールサービスと比較すると少なめです。
この5GBは、iCloudメールだけでなく他のiCloudサービスと共用されるため、容量がすぐに埋まるという問題が生じます。
多くのユーザーが不満を感じているのは、この共有容量が満タンになると、メールの送受信が行えなくなる点です。
特に問題とされているのは、使用容量が共有されているため、iCloud DriveやiCloud Photosなどを利用すると、メール容量も圧迫されるという点です。
容量不足に陥るとメールのエラーが発生し、やり取りができなくなるのが大きな問題点です。
特に重要なのは、容量不足で受信不能になった場合、相手からのメールが届かず、サーバーにも保存されないことです。
これにより、、『送信できませんでした』といった送信失敗の通知が相手に送られるのみで、実際にメールが届くことはありません。
このように、容量の関係でメールの送受信ができなくなる可能性があることから「icloudメールは使わない方がいい」とされています。
icloudメールが要領オーバー!?対処法を解説
icloudの容量はメール以外に、アプリやバックアップとも共有しています。
そのため、画像や動画、アプリで容量がなくなってしまうこともあります。
そうなってしまうと、容量が足りずにメールの送受信ができなくなってしまうデメリットが発生してしまうということです。
容量オーバーになる前に対処をしておくのも大事ですよ。
①データを消去する
データを消せば消すほどicloudに空きができます。
そうすることで、icloudメールが使えるようになります。
ただし、ストレージがいっぱいになるごとに削除作業があるので、消すことに抵抗がある方にとってデメリットですね。
②容量を購入する
icloudは有料ですが、容量を購入することができます。
5GBまでは無料で使えますが、それ以上になりますと購入が必要になります。
容量 | 価格 |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1300円 |
注意点として、毎月支払う形なので買い切りではないです。
金銭的に余裕がある方は有料プランを継続させることで、ストレージオーバーは解決できますね。
③icloudメールから別のメールに変える
容量がいっぱいになると焦りますよね。
データを消す作業も一苦労です。
また、金銭的に余裕がない場合は、容量を買い足すこともできません。
そんな時は別のメールに変えるのがおすすめです。
icloudメールアドレスと他のメールアドレスの違いとは?
icloudメールとGmail、outlookメールの違いを表にまとめました。
icloudメール | Gmail | outlookメール | |
ドメイン | @icloud.com | @gmail.com | @hotmail.com @live.jp @outlook.com |
容量 | 5GB | 15GB | 無制限 |
スマホのアプリ | なし | あり | あり |
ウイルスの対策 | あり | あり | あり |
広告の有無 | なし | なし | あり |
有料プランの有無 | あり | あり | あり |
添付ファイル | 5GB | 25MB | 20MB |
取得難易度 | 取得時間7分 | 取得時間3分 | 取得時間5分 |
icloudメールは他のメールと比べると「広告がない」「添付可能なファイルの容量が多い」ことが優れています。
しかし、無料では容量が5GBと他のメールと比べると少ないことが難点といえます。
人気が1番あるGmailアドレスと比べると少し劣ってしまう部分が多いように感じますね。
そのため、icoludメールはApple製のデバイスを使う方におすすめのメールアドレスです。
iCloudメールの主な特徴と機能って?
iCloudメールはAppleが提供する無料のメールサービスで、以下のような特徴があります。
Appleの製品ユーザー向けサービス
iCloudメールはApple製品ユーザー向けのサービスです。
Appleデバイスを持っていないとアカウントの作成が難しいため、基本的にはApple製品ユーザーのみが利用できます。
iPhoneでメールを送信し、Macで確認するような形での同期利用が可能です。
Apple IDが必要
iCloudメールを使用するためには、Apple IDが必須です。Apple IDを持っていることが前提条件となります。
iPhoneやMacユーザーが主な対象
iPhoneの「設定」やMacの「システム環境設定」からiCloudメールを設定することができます。Windowsユーザーでも特定の条件下で利用可能ですが、制限がある点に注意が必要です。
広告が表示されない
iCloudメールは広告表示がない点が特徴です。他のフリーメールサービスと比べると、広告の有無に大きな差があります。
利用可能な容量は5GB
iCloudの無料プランでは5GBのデータ容量が付与されます。これはiCloudメールだけでなく、iCloud DriveやiCloud Photosなどの他のサービスと共有される容量です。
メールサイズの制限
1通あたりのメールサイズは20MBまでとされています。
ただし、「MailDrop」機能を利用することで最大5GBのファイルを送ることができます。
iMessageとの違い
iCloudメールは、iMessageとは異なり、通常のフリーメールサービスとして機能します。
iMessageはiPhone同士で簡単に連絡が取れるサービスで、ショートメールに近い機能を持っています。
一方、iCloudメールはGmailのようなメールサービスで、AppleのメールアプリやMac、Windowsのメールソフトに設定して利用できます。
iCloudメールの便利な機能やメリットはないの?
iCloudメールは使わないほうがいい…という要領についてのデメリットなどをみてきましたが、iCloudメールを使用する上での主な利点は何でしょうか。
ここでは、その便利な機能の中から特に目立つ2つを挙げてみましょう。
リアルタイムでのメール受信
他のプロバイダメールやフリーメールサービスでは、メールの受信が一定間隔で行われるのが一般的ですが、iCloudメールは異なります。
iOSのメールアプリにiCloudメールを設定すると、サーバーにメールが届いた瞬間に端末に通知されます。
これは「プッシュ通知」と呼ばれる機能で、Gmailのような他のメールアドレスをサービス登録用に、iCloudメールを重要な連絡用に使い分けることに役立ちます。
メールエイリアス機能
iCloudメールには「メールエイリアス」という機能があります。
これは、同じアカウント内で異なるメールアドレス名を持つことができる機能で、最大3つまで設定可能です。
エイリアスは、本来のメールアドレスを知られたくない場合や、信用度が低い相手とのやり取り、広告メールや迷惑メールの管理に非常に便利です。
本来のiCloudメールアドレスは変更不可能なため、迷惑メール対策にエイリアスを活用するのもおすすめです。
まとめ
icloudメールは容量が少なく、不便に感じてしまう方も多いでしょう。
容量を購入できますが、毎月の出費も痛いものです。
さらに現在もメジャーなGmailに比べると劣っている点が多いのもデメリットです。
しかし一方で広告がないやリアルタイムでメールが届くなどのメリットもあるようです。
金銭的に余裕がある方やストレージなどの管理がしっかりできる方は無料で作成できるので使ってみてもいいかもしれませんね。
icloudメールを使う際は、容量がオーバーになる前に確認することが大切になります。