赤ちゃんの洗濯物を大人と分ける期間について、「いつまで」という決まりはありませんが、生後1ヶ月の新生児期を過ぎたら、大人の衣類と一緒に洗濯している方は多いです。
また一般的に、1歳頃から大人用洗剤を使用しても問題ないとされています。
洗剤を購入するときは、気を付けるべきポイントをおさえ、 お子さんに適した洗剤を選びましょう。
今回の記事では、
・赤ちゃん用の洗濯洗剤はいつまで使うべきか
・赤ちゃん用洗剤の洗浄力
などについてご紹介いたしますので、「赤ちゃん洗剤を何歳まで使おうか」と悩んでいる方は、是非参考にしてみてくださいね。
Contents
赤ちゃん用の洗濯洗剤はいつまで使うべき？なんでもいいという声も…
明確な期間は定められていませんが、1歳を過ぎるまでは赤ちゃん用の洗剤を使うと安心です。
お子さんの肌が強いか弱いかを判断し、お子さんに合った洗剤を選びましょう。
これから、「赤ちゃん用の洗剤を使う期間」や「洗剤の選び方」について解説していきましょう。
赤ちゃん用洗剤を使う期間
赤ちゃんの肌はデリケートで、少しの刺激に過剰に反応してしまうことがあります。
とくに新生児の肌は薄くて弱いので、なるべく刺激が少ないように赤ちゃん用洗剤を使いましょう。
少なくとも、ベビー肌着を着用している期間、とくに肌が敏感な生後1か月を過ぎれば赤ちゃんにも免疫力がついてきます。
気をつけた方がよい成分などもありますが、赤ちゃんの洗濯物を洗濯する際は、大人用の洗剤を使用してもきちんとすすぎができていればあまり問題ないようです。
赤ちゃんの洗濯洗剤の選び方
洗濯洗剤は、「必ず赤ちゃん用のものを使用しなければならない」ということはありません。
「液体洗剤」「粉末洗剤」「無添加洗剤」「柔軟剤」など、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
液体
液体タイプは水に溶けやすいのが特徴で、コスパがいいのが最大のメリット。
計量やセットも簡単です。
粉末
赤ちゃんは新陳代謝が盛んです。
汚れしっかり落としたい人は、洗浄力が高い粉末タイプが最適。
洗剤をぬるま湯で溶かしてから使用すれば、溶け残りの心配もなし。
無添加
実は「無添加」と表示されているものでも、「添加物が入っていない」という意味ではありません。
中には肌への刺激が気になる成分が配合されているものもあるので、必ずパッケージに記載されている成分表示を確認しましょう。
柔軟剤
柔軟剤に関しては、衣類をやわらかくして繊維の表面をなめらかにするため、肌への刺激をやわらげます。
衣類についた柔軟剤の成分が肌を刺激することもないので、安心して使ってくださいね。
赤ちゃん用洗剤の洗浄力はどうなの？大人の服もちゃんと洗える？
ベビー用洗剤は、デリケートな肌を持つ赤ちゃんのために作られていますが、もちろん大人の衣類も洗えます。
ここでは、「赤ちゃん用洗剤の洗浄力」を説明していきますね。
赤ちゃん用洗剤は、大人が使ってもその洗浄力に問題はありません。
ただし、大人の衣類には、化粧品などの刺激の強い物質が混ざっていることもあり、汚れのひどいものは分けて洗濯をするのが無難です。
赤ちゃんの衣類だけ別に洗うのが大変なときは、大人用の洗剤も無添加洗剤に変えてしまうのがベター。
また、柔軟剤も赤ちゃん用のものを選ぶと、大人と共用できますよ。
柔軟剤は成分表示を確認してから購入し、商品に記載されている使用量をきちんと守ってくださいね。
赤ちゃん用の洗濯洗剤を使うメリットについて
赤ちゃん専用の衣類洗濯洗剤を使うことのメリットは、以下のようなものがあります。
・赤ちゃんの肌トラブルを予防できる
・赤ちゃんの衣類に残る汚れや菌を除去できる
・赤ちゃんの衣類に優しい柔軟仕上げができる
・赤ちゃんに安心して触れさせることができる
赤ちゃんの肌は大人の肌よりも敏感で、刺激に弱いため、赤ちゃんの肌に合わない洗剤を使って洗濯すると、かゆみやかぶれ、アレルギーなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
そうならないためには、赤ちゃん専用の衣類洗濯洗剤を使うことがおすすめです。
赤ちゃん専用の衣類洗濯洗剤とは、赤ちゃんの肌に優しい成分で作られた洗剤のことで、一般的な洗剤に含まれる合成界面活性剤や香料、着色料、漂白剤などの添加物は入っていません。
その代わりに、天然由来の界面活性剤や植物エキス、ミネラルなどの成分が使われています。
これらの成分は、赤ちゃんの肌にやさしく、汚れや菌をしっかり落としてくれます。
赤ちゃん専用の衣類洗濯洗剤は、スーパーやドラッグストアなどで手軽に購入できます。
液体タイプや粉末タイプ、詰め替え用など、さまざまな種類がありますので、自分の好みや使いやすさに合わせて選ぶことができます。
また、オンラインショッピングでも購入できますし、定期便などを利用すれば、忘れずに届けてもらうこともできます。
赤ちゃん専用の衣類洗濯洗剤を使うことで、赤ちゃんの肌と衣類を守ることができますので、お子さんの肌が弱くて心配…という場合は試す価値ありだと思いますよ。
赤ちゃんの衣類と大人の衣類を一緒に洗濯する際に気を付けたいことって？
赤ちゃんの肌はとても敏感で、大人の肌とは違ってバリア機能が低いため、刺激に弱いです。
そのため、洗濯する際には、赤ちゃんの衣類と大人の衣類を分けて洗うことが基本です。
なぜなら大人の衣類に付着している汚れや細菌、洗剤の残留物などが赤ちゃんの肌に触れると、かぶれやかゆみ、アレルギーなどの肌トラブルを引き起こす可能性が高いからです。
大人の衣類は赤ちゃんの衣類よりも汚れや細菌が多く付着しており、また洗剤も強力なものを使うことが多いため、赤ちゃんの肌には刺激が強すぎるます。
そのため、赤ちゃんの衣類は大人の衣類と分けて洗い、できるだけ優しい洗剤を使うことがおすすめです。
しかし、毎日洗濯するのは大変ですし、水や洗剤の節約にもなりませんよね。
そこで、赤ちゃんの衣類と大人の衣類を一緒に洗濯する場合に気を付けるべきポイントをご紹介します。
大人の衣類を一緒に洗濯する際の注意点
まず、洗剤は赤ちゃん用のものや無添加のものを選びましょう。
赤ちゃん用の洗剤は、合成界面活性剤や香料などが含まれていないものが多く、肌に優しいです。
また、柔軟剤や漂白剤などは使用しないようにしましょう。
次に、洗濯ネットを活用しましょう。
赤ちゃんの衣類は、洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れます。
これは、大人の衣類から色移りや毛玉などが付着するのを防ぐためです。
また、洗濯ネットに入れることで、赤ちゃんの衣類が傷まないようにもなります。
最後に、乾燥方法にも注意しましょう。
赤ちゃんの衣類は、乾燥機ではなく、日光に当てて自然乾燥させることがおすすめです。
乾燥機は高温で乾燥させるため、赤ちゃんの衣類にダメージを与えたり、残留した洗剤が発生したりする可能性があります。
これらに気を付ければ大人の衣類と赤ちゃんの衣類を一緒に洗濯することは可能です。
ただし、大人服の中でも新品の服とは分けて洗うことが望ましいです。
新品の服は、洗濯すると色が落ちやすいことがあります。
特に濃い色や鮮やかな色の服は、他の服に色が移ってしまう可能性が高いです。
赤ちゃんの衣類は、白や淡い色が多いため、色移りを防ぐためには新品の服とは別に洗う必要があります。
また、新品の服には染料や化学物質が残っていることがあります。
これらは、赤ちゃんの肌に刺激を与えたり、アレルギーを引き起こしたりする可能性があります。
赤ちゃんの肌は大人よりも敏感で、刺激に対する防御力が低いため、新品の服と一緒に洗うと肌トラブルを起こしやすくなります。
したがって、赤ちゃんの衣類と大人の衣類を一緒に洗濯するご家庭であっても、大人の新品の服とは分けて洗うように気を付けましょう。
まとめ
子供の肌の強さを見極めることは難しいため、いつまで大人の洗濯物と分けて洗うべきかについては明確な答えはありません。
また、生後1ヶ月を過ぎると、一緒に洗濯しても問題ありませんが、洗剤や柔軟剤の使い方には気をつけましょう。
赤ちゃん用衣類洗剤を卒業するタイミングは人それぞれですが、1歳ごろになると、赤ちゃんの肌も強くなってくるので、大人の衣類と一緒に洗濯しても大丈夫。
洗濯機を何回も回すのは大変ですが、お子さんの肌の状態などを見ながら、洗濯してあげてくださいね。
