免許証を紛失したことに気付かずにいると、運転時に持っていないことで反則金を取られるだけでなく、悪用のリスクがあります。
勝手にクレジットカードを発行されたり銀行口座を開設されたりして、お金を失うことになる可能性もあるため、注意が必要です。
紛失に気づいたら、なるべく早く警察や信用情報機関へ連絡しましょう。
この記事では
・免許証を紛失したときに悪用されていないか確かめる方法
・免許証を紛失した場合にすべきこと
についてお伝えします。
「免許証を紛失した可能性があり、悪用されていないか心配」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
免許証を紛失して戻ってきたけど悪用が心配…どんな確認をすればいい?
免許証を紛失したときに悪用されていないか心配な場合は、請求書やカード会社からの書類によく目を通すようにしましょう。
身に覚えのない請求や不審な郵送物が届いた場合は、銀行やカード会社に連絡し、「免許証を紛失していた期間があり不正利用された可能性がある」と報告することをおすすめします。
悪用された事実があるかどうかを確認することはむずかしいため、免許証を紛失した場合は不正利用を防げるよう迅速に行動することが大切です。
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免許証を紛失したら悪用される確率はどれくらい!?紛失したらすぐやるべきことも
免許証を紛失した場合に悪用される確率は定かではありませんが、以下のようなさまざまな不正利用のリスクがあります。
・銀行口座を開設される
・クレジットカードを発行される
・お金の借り入れに使用される
・顔写真を悪用される
・偽造免許証を作成される
免許証を紛失したかもしれないと思ったら、悪用を防止するために迅速に対処することが大切です。
免許証紛失時にすべきことは、以下の3つです。
1.警察に遺失物届を提出する
2.信用情報機関に免許証を紛失した可能性があることを報告する
3.免許証再発行の手続きをする
順番に確認しましょう。
警察に遺失物届を提出する
警察に遺失物届を提出しておくことで、見つかった際に連絡が来ます。
遺失物届を提出する際は、落とした日時や落としたものの詳細を伝える必要があるため、事前に情報をまとめておくとよいでしょう。
警察庁の公式サイトでは、全国各地の遺失物を確認できます。
免許証を紛失した可能性がある方は、一度確認してみてください。
参考:https://www.npa.go.jp/bureau/soumu/ishitsubutsu/ishitsu-todokedekensaku.html
信用情報機関に免許証を紛失した可能性があることを報告する
免許証の悪用を防止するために重要なのが信用情報機関への報告です。
信用情報機関とは、名前のとおり信用情報を管理している機関のことで、クレジットカード会社やローン会社に情報を提供しています。
信用情報機関に紛失の事実を報告しておけば、見つかった連絡がないにもかかわらず免許証を使用してクレジットカードを作成したり、ローンを組んだりした際に悪用に気付いてもらえます。
一般社団法人全国銀行協会・指定信用情報機関「CIC」・日本信用情報機構「JICC」に連絡し、免許証を紛失したことを伝えましょう。
免許証を紛失した可能性があることをWebで報告できる場合もあります。
免許証再発行の手続きをする
免許証を再発行し、古い免許証を無効化することによっても、悪用を防ぐことができます。
日常的に運転している方は、免許証を紛失したままだと不便なため、速やかに再発行手続きを済ませるとよいでしょう。
免許証の再発行申請は、住民票がある市区町村の運転免許試験場・警察署・運転免許センター・交通安全協会でできます。
まとめ
紛失に気付いていなかった場合でも、免許証を持たずに運転すると反則金を取られる可能性があります。
また、免許証を紛失したまま対処せずにいると悪用されるリスクがあります。
罰金や悪用を避けるためにも、免許証をなくさないよう注意することはもちろん、紛失した可能性がある場合はすぐに警察と信用情報機関に申し出ることが大切です。
悪用のリスクを極力なくしたい場合は、速やかに再発行手続きを済ませましょう。