道路交通法によると、運転免許証の住所を変更せずに放置していると、2万円以下の罰金となります。
しかし、道路交通法には明確に変更手続きの期限が書かれているわけではないため、引っ越しから1年以上経過したあとに住所変更をしても罰金となる可能性は低いでしょう。
この記事では
・運転免許証の住所変更をしないのはダメなのか
・運転免許証の住所変更をせず罰金された人はいるのか
・住所変更手続きをしないと更新のハガキが届かなくなるのか
についてお伝えします。
1年以上運転免許証の住所変更をしておらず、何かペナルティーがあるのか心配な方は、ぜひ参考にしてみてください。
免許証の住所変更をしないのはダメ?罰金を取られた人っている!?
道路交通法には、「住所が変わったら速やかに住所変更手続きをするように」と書かれています。
そのため、引っ越しをはじめとする理由で住所が変わった場合は、速やかに運転免許証の住所変更をする必要があります。
道路交通法において、運転免許証の住所を変更しないことは罰金の理由となるため、注意が必要です。
免許証の住所変更をしなかったことで、実際に罰金となった方がいるかどうかは定かではありません。
しかし、道路交通法に住所変更手続きの期限が明確に記載されていないことから、実際に罰金となる可能性は低いと考えられます。
免許証の住所を変更しないことにはデメリットはあっても、メリットはありません。
1年以上住所を変更していなくても、実際に法律の記載通り罰金となる可能性は低いため、なるべく早く手続きをしましょう。
いち早く免許証の住所変更手続きをすることで、「罰金となる可能性がある」という不安から解放されるでしょう。
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免許証の住所変更していないと更新のハガキって届かなくなる?
引っ越し後長期間にわたって住所変更手続きをしないまま放置していると、運転免許の更新手続きを知らせるハガキが届かなくなる可能性があります。
更新のお知らせが届いていることに気付かず、更新期限を過ぎてしまうと、運転免許取り消しとなってしまうため注意が必要です。
運転免許更新のお知らせをはじめとする重要な通知は、免許証に登録されている住所宛に送られてきます。
そのため、引っ越し後に運転免許証の住所変更をしていないと、新しい住所に免許証に関係する重要な通知が届きません。
郵便局の転送サービスを利用していたとしても、転送期間は届け出から1年間です。
郵便局の転送サービスとは、旧住所宛に届いた郵便物を新住所に届けてもらうサービスのことです。
転送サービス期間終了後に免許更新を知らせるハガキが旧住所に届いた場合は、新住所に転送されないため、免許更新を知るすべがなくなってしまいます。
2万円以下の罰金とならないために、そして、重要なハガキが新住所宛に届くようにするためにも、運転免許証の住所変更手続きをなるべく早く行いましょう。
運転免許証の住所変更手続きは、免許センターや運転免許試験場、交番、警察署で行えます。
本人が住所変更手続きをする際は、免許証と新しい住所が記載された住民票の写しや健康保険証などを持参しましょう。
運転免許証の住所変更手続きは、早ければ1時間ほどで終わります。
面倒だからと手続きを後回しにすると、最悪の場合は2万円以下の罰金となったり、更新ハガキが届かず免許取り消しとなったりする可能性があります。
1年以上住所変更せず放置したままで不安な方も速やかに手続きを行いましょう。
https://uriblo.com/life/menkyo-koshin-hagaki/
まとめ
運転免許証の住所変更をしないことで、道路交通法に書かれているとおりに罰金となる可能性は低いですが、手続きしないことにはデメリットしかありません。
免許更新を知らせるハガキが新住所に届かず、免許取り消しとなることを防ぐためにも、速やかに住所変更手続きを行いましょう。
1年以上住所変更ができておらず不安な方も、いち早く手続きをすることで、罰金となる可能性を低くでき、ペナルティーの心配から解放されるでしょう。