手作りマフィンがきれいに膨らまない理由は、混ぜすぎや混ぜ不足、型に流し込む生地の量が適切でないことなどです。
この記事では
・焼き上がったマフィンが横に広がる原因
・マフィンを丸く膨らませるコツ
についてお伝えします。
丸くきれいにマフィンを膨らませるコツを知りたいという方は、参考にしてみてください。
Contents
焼き上がったマフィンが横に広がるのはなぜ!?形が悪くなる原因とは
マフィンの生地が横に広がる原因として考えられるのは、生地が十分に混ざっていないことです。
材料すべてを混ぜたあとの生地に大きなダマが多数見られる状態のまま、型に流し込み焼くと、上に膨らまず、横に広がってしまいます。
上に向かってきれいに膨らむマフィンを作りたい場合は、小さなツブが少し残る程度まで、混ぜ合わせるようにしましょう。
また、生地をマフィン型に対して大量に入れすぎると、生地が横に流れ出して見た目があまり良くなくなってしまいます。
そのため、型の大きさに合わせてちょうど良い量の生地を流し込むことが大切です。
型の大きさにより異なりますが、以下を参考にすると良いでしょう。
・マフィン型 生地の量:65~70グラム
・ミニマフィン型 生地の量:30~35グラム
目分量で生地を型に流し込むと、量が均一にならなかったり、適切な量でなかったりする場合があるため、1つ1つ計量しながら入れることが大切です。
マフィンがうまく膨らまない理由としては、以下の4つも考えられます。
・オーブンに癖がある
・型に入れた生地の量が少なすぎる
・生地を混ぜすぎた
・オーブンの上火が強すぎる
オーブンごとに右側が焼けやすかったり、奥のほうが焼けやすかったりといった癖が見られる場合があります。
例えば、右側のほうが左側よりも焼けやすい場合は、中心部分に置いたマフィンの右側は膨らむのに対し、左側はあまり膨らまないでしょう。
生地の混ぜ方が甘かったり型に大量に入れたりすると横に広がってしまいますが、混ぜすぎたり型に流し込む量が少なすぎたりしてもきれいに膨らまなくなるため注意しましょう。
オーブンの上火が強すぎると、マフィンの表面が内部より先に焼き固まってしまいます。
表面が焼けて固くなると、内部の膨らもうとする力を押さえてしまうため、なかなか膨らまなくなってしまうでしょう。
マフィンの焼け方は、生地の混ぜ方や型に入れる量、オーブンなどにより変わります。
マフィンを作ったときの生地の具合や型に入れた量、オーブンの癖などを把握しておくと、膨らまなかった場合に適切に対処できるでしょう。
膨らみが悪い場合はベーキングパウダーの量を増やすこともひとつの手です。
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マフィンを上手に焼きたい…丸く膨らませるコツをご紹介します!
マフィンを丸く膨らませるコツは、以下のとおりです。
・少しツブが残る程度まで生地をよく混ぜる
・型に適切な量の生地を流し込む
・オーブンの癖にあわせて工夫する
それぞれ解説します。
少しツブが残る程度まで生地をよく混ぜる
マフィンの生地は、混ぜすぎても混ぜ方が足りなくてもうまく膨らみません。
上に向かって丸く膨らむようにしたい場合は、少しツブツブが残る程度まで混ぜましょう。
大きなツブが大量に残っている状態のまま焼くと、上に膨らまず横に広がってしまいます。
ツブがほとんどない状態まで混ぜると、あまり膨らみません。
型に適切な量の生地を流し込む
型に流し込む生地の量が多すぎると、型からあふれてしまいうまく膨らみません。
生地の量が少なすぎると、型の上で丸く膨らむという理想的なマフィンの形になりにくいといえます。
型の説明書やレシピに記載されているとおりの量の生地を流し込みましょう。
オーブンの癖にあわせて工夫する
オーブンによって左側より右側のほうが焼けやすかったり、手前より奥のほうが焼けやすかったりするといった癖が見られる場合があります。
一度マフィン作りで失敗してしまった経験がある場合は、焼き上がったマフィンの形がどのようであったかを思い出してみましょう。
一部のみ焦げているといった場合は、焼き時間のなかでマフィンの置き場所や向きを変えてみると良いでしょう。
まとめ
マフィンは、生地の混ぜ方が甘かったり、型に対して量が多すぎたりすると、上に膨らまず横に広がってしまいます。
また、生地を混ぜすぎたり、オーブンの上火が強すぎたりしてもうまく焼き上がりません。
見た目の良いマフィンを作りたい場合は、本記事で紹介した丸く膨らませるコツを実践してみてください。