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おはぎを冷凍したらパサパサになった…救済方法を教えます!



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おはぎを冷凍したらパサパサになるのは、おはぎが乾燥してしまったためです。

だからおはぎを冷凍保存するのはNGなのか?というと実はそうではありません。

冷凍保存の仕方をちゃんとすれば乾燥を防いでしっとりもちっとした食感を保てるのです。

 

この記事では

・硬くなったおはぎの復活方法

・なぜおはぎは硬くなるのか

・おはぎの上手な冷凍保存と解凍の仕方

などについてお伝えしていきますので、おはぎを後で食べようとして冷凍したけど解凍したらパサパサで硬くなってしまって柔らかくしたいと思っている人や、適切な冷凍や解凍の仕方を知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

  

おはぎを冷凍後解凍したら硬い!柔らかくする方法はあるの?

おはぎを冷凍後に解凍したら硬いのは、冷凍している間におはぎが乾燥してしまったのと、レンジで加熱したときに硬くなってしまったのが原因と考えられます。

 

硬くなったおはぎの復活方法は、一旦周りのあんこを外して耐熱皿に入れ、解凍モードか200wくらいの弱モードで40秒~50秒加熱します。

まだ硬ければ柔らかくなるまで10秒ずつ追加して温めます。

触れる程度に冷めたら再びあんこをつけます。

 

あんこをつけたまま加熱すると、中の餅が柔らかくなる前にあんこが煮えすぎでしまうから面倒でも外すことをおすすめします。

 

もち米に含まれているでんぷんは加熱前はβ状態で硬く味気ないでんぷんです。

加熱するとでんぷんがα状態になり美味しい餅に変わります。

出来上がったおはぎが再び硬くなるのは、でんぷんがα状態からβ状態に戻ってしまったからです。

 

おはぎは直射日光や高温多湿を避ければ常温で半日はもちます。

例えば朝に作って午後のおやつタイムに食べるとしたら、野菜室に保存するのをおすすめします。

 

冷蔵庫内は0~3℃に保たれていますが、おはぎにとってこの温度域では低すぎてでんぷんがβ化していまいます。

野菜室であれば比較的高温になるためβ可を防ぐことができます。

 

野菜室保存でも硬く感じてしまったら、レンジ200wで40秒~50秒加熱しましょう。

 

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これで失敗なし!おはぎの上手な冷凍保存と解凍方法は?

おはぎが硬くならない冷凍保存と解凍の仕方を紹介します。

 

冷凍保存するおはぎを1個ずつラップで包み、さらにアルミホイルでくるみます。

それらを冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫に入れます。

アルミホイルの効果は、冷凍速度を早めるのと周りの食品の匂いをつきにくくすることです。

 

これで約1ヶ月保存可能です。

1ケ月以上だと菌の繁殖は抑えられたままですが味が落ちてしまいます。

 

解凍はレンジで行いましょう。

耐熱皿におはぎをのせ、ふんわりラップをかけて解凍モードで1~2分温めます。

解凍モードがない場合は200Wの弱モードを使ってくださいね。

電力が強すぎるとあんこが煮えてしまい美味しくなくなります。

 

自然解凍だとでんぷんが部分的に硬い場合があるのでレンジ解凍をおすすめします。

 

また、おはぎを作る時点で硬くなりにくくする方法があります。

基本的にもち米で作るのを、うるち米(普通の米)を混ぜることで時間が経っても硬くなりにくくなります。

うるち米の粘り気が少ない特徴を利用します。

 

うるち米が多すぎだともっちり感がなくなってしまうので、配合はもち米80%うるち米20%が適切です。

 

また、お米を炊くときに少し砂糖をまぜると硬くなりにくいです。

砂糖には保水作用があるからです。

 

 

まとめ

 硬くなったおはぎの復活方法は、一旦周りのあんこを外して耐熱皿に入れ、解凍モードか200wくらいの弱モードで40秒~50秒加熱します。

あんこをつけたままで加熱すると、水分量の関係であんこが煮えてしまい中の餅が硬いままという現象が起こります。

 

おはぎは作ってから半日以上経ってから食べる場合は野菜室で保管するのをおすすめします。

冷蔵庫の0~3℃の温度ではおはぎが冷えすぎて乾燥し、硬くなってしまいます。

 

上手な冷凍の仕方は、まず冷凍保存するおはぎを1個ずつラップで包み、さらにアルミホイルでくるみます。

それらを冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫に入れます。

解凍はレンジ弱モードで1~2分温めます。

 

保存期限は1ケ月です。

菌の繁殖はしませんが美味しくなくなるのでなるべく早く食べましょう。