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ポテトサラダが玉ねぎのせいで辛い!すぐ出来る辛味取りのコツ



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ポテトサラダが玉ねぎのせいで辛いのは、玉ねぎの下処理をしていないからです。

スライスしてそのままでポテトサラダに使うと、玉ねぎの辛味成分が出てきてしまいポテトサラダが辛くなるのです。

 

この記事では、

・玉ねぎを切ってそのまま入れるとポテトサラダが辛くなる理由

・ポテトサラダに入れる玉ねぎのおすすめと切り方

・ポテトサラダに入れる玉ねぎの辛味を抜く方法

などをお伝えしていきますので、ポテトサラダに玉ねぎを入れるけど辛味をどうやって取ればいいかで悩んでいる方は参考にしてみてくださいね!

 

ポテトサラダが玉ねぎのせいで辛くなった!辛くなる理由を紹介

ポテトサラダが玉ねぎのせいで辛くなるのは、玉ねぎの辛味成分を抜いて調理していないからです。

 

玉ねぎを切ると揮発性の高い硫化アリルという成分が出て、これが辛味の元となるのです。

これは人体に刺激も与えて涙が出る原因にもなります。

硫化アリルには種類があり、代表的なのはアリシンという成分です。

 

アリシンは玉ねぎに含まれる特有の辛み成分で、強い抗菌・抗カビ作用を持ちます。

 

玉ねぎをスライスしてそのままポテトサラダに使うと辛いけど、栄養効果的にはそのままが一番の調理法なのです。

 

でも辛いのはイヤですよね!

辛味を抑えてなおかつ栄養も出来るだけ多く摂取したいと思いませんか?

 

個人的に普通の皮が茶色の玉ねぎよりも、新玉ねぎの方がみずみずしくて辛味も弱いと感じるためおすすめです。

実は種類としては同じで、普通の玉ねぎは日持ちを良くするために収穫後1か月くらい乾燥させてから出荷します。

 

新玉ねぎは温かい地域で3月~4月頃に収穫し、すぐに出荷する玉ねぎのことをいいます。

水分が豊富で柔らかく辛味が少ないのが特徴です。

 

普通の玉ねぎに比べると日持ちはしないのですが、ポテトサラダに入れる玉ねぎは時期が合えば新玉ねぎをおすすめします!

 

またスライスの方法にも辛味を抑えるちょっとしたテクがあります。

 

玉ねぎを立てて縦半分に切り芯を取り除き、芯がついていた部分を横にして玉ねぎの繊維を断ち切るように薄くスライスしてみてください。

 

繊維にそって着るよりも辛味が抜けて甘みを感じられるようになり、柔らかい食感にもなりますよ。

 

 

ポテトサラダの玉ねぎの辛味取りのコツ!美味しく作るポイントは?

ポテトサラダの玉ねぎの辛味取りのコツはいくつかあるので、より美味しく好みの状態で食べれるような工夫を紹介していきます。

先ずは繊維を断ち切る方法でスライスしてスタンバイしてください!

 

1 酢水にさらす

 

アリシンは水溶性なので水に溶けやすく、辛味成分を抜くのにもってこいの方法です。

シャキシャキ感がそのまま残るので食感を楽しめます。

 

ボウルいっぱいの水に大さじ1の酢を入れてスライスした玉ねぎを入れて10分置きます。

酢水にさらすと確実に辛味が抜けます。

ただ、アリシンと他の栄養成分の食物繊維やカリウムも水に溶け出してしまいます。

 

2 レンジで加熱する

アリシンは熱を加えても辛味が抑えられます。

スライスした玉ねぎをレンジで1分チンすると手軽に辛味を抜くことができます。

ただ食感はシンナリするのでシャキシャキを求める人には向きません。

 

3 一定時間放置する

スライス後にザルに広げて15分~1時間ほど放置します。

アリシンは揮発性が高いので空気に触れると辛味が抜けていきます。

でも栄養成分は抜けないので栄養を気にする人には向いています。

ただ、比較的辛味の抜け方が弱いです。

 

4 熱湯をかける

スライス後にざるに入れ熱湯をかけ、すぐに氷水にさらします。

短時間で出来る方法です。

辛味はまあまあ和らぎますがシャキシャキ感にこだわる人には向いている方法です。

 

まとめ

ポテトサラダが玉ねぎのせいで辛くなるのは、玉ねぎの辛味成分を抜かないで調理したからです。

 

玉ねぎの辛い成分はアリシン(硫化アリルの一種)と言い、玉ねぎをスライスすると出てくる成分です。

スライスしたそのままを使うと辛味が抜けていない状態なので、辛味を抜く処理を行うといいでしょう。

 

ポテトサラダを作るときのおすすめの玉ねぎの種類は辛味成分が比較的少ない新玉ねぎです。

 

辛味が和らぐおすすめのスライスの仕方は、繊維を断ち切る切り方です。

 

そしてスライスした玉ねぎを酢水にさらしたり、レンジで加熱したり、一定時間放置したり、熱湯をかけたりと、あらゆる方法で辛味を抜くことができます。

それぞれのやり方で食感や栄養が違ってきますので、好みで判断してみてくださいね!