七五三のお祝いが4歳になっても基本的にお参りも撮影もできます。
昨今は昔ながらの風習よりも、兄弟姉妹の年齢に合わせてや、それぞれの家庭の事情を踏まえて都合のよい時期に行うことが多いです。
この記事では
・七五三は2歳、4歳でやってもいいのか
・数え年と満年齢の違い
・時期外れの七五三はアリか
などについてお伝えしていきますので、3歳の七五三のタイミングを逃してしまって、3歳じゃなくても参拝や撮影をしてもいいのかを迷っている親御さんはぜひ参考にしてみてくださいね。
七五三は3歳になってから?2歳・4歳でもあり?年齢の決まりとは
七五三は必ず3歳になってから行うという決まりはありません。
あくまで目安の年齢として考えていいです。
子どもの成長や体調、家庭の事情で年齢をずらすことは何ら問題ありません。
昔ながらの風習では、11月15日に数え年3歳の子がお参りするという考え方が主流でした。
<数え年>
生まれた日を1歳とし、翌年の元日に2歳、さらに次の年の元日に3歳になるという考え方。
<満年齢>
生まれた日を0歳とし、翌年の誕生日を1歳、さらに次の年の誕生日に2歳になるという考え方。
今は一般的に満年齢で考えるので、数え年だと実際の年齢より幼くなってしまいます。
満年齢3歳前の子どもはまだまだ理解力や話す力、社会性など未熟ですし、撮影や行事で長時間拘束されたり慣れない着物を着ておとなしくするなんて到底できないですよね。
地域によっては数え年の考え方が残っているかもしれませんが、そうでなければ満年齢で考えてお祝いする方が親子それぞれにメリットがあるというものです。
家族間で、どの時期がベストなのか話し合ってみてはいかがですか。
また、2歳の赤ちゃんに近い愛らしい姿を残しておきたいという親御さんもおられるでしょう。
もちろんお祝いのタイミングが合わず4歳になってしまった、という場合も沢山あります。
家庭の事情に合わせて無理のない七五三のお祝いをしましょう。
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七五三のお祝いを時期外れにしたい!メリットと注意点を解説!
七五三のお祝いを時期外れにしたい方は沢山います。
あえて時期を外すことで、神社や撮影スタジオの混雑を避けることができて賢い選択かもしれませんね。
他にも、子どもや家族の体調不良、母親の出産時期と重なる、身内の不幸、お宮参りなどきょうだいのイベントに合わせて参拝したいなど理由は様々です。
メリットとして、混雑を避けてゆったり参拝や撮影ができるというのが一番でしょう。
神社は大体10月から12月までは祈祷を受け付けています。
12月は特に、子どもの日焼けがほとんど目立たなくなるし、寒い時期に着物を着るのは比較的子どもにとって快適だと思います。
写真メインで前撮りをするなら春先がおすすめです。
前撮りプランや割引サービスなど、撮影スタジオのキャンペーンが充実している時期です。
最新デザインの着物も豊富で選ぶのも楽しいでしょう。
注意点として、神社が祈祷を受け付けているか、千歳飴の用意はあるかということです。
特に七五三の象徴である千歳飴はぜひ欲しいですよね。
事前に行きたい神社に確認することをおすすめします。
受け付けていないなら神社の時期に合わせるか、別の神社を検討しましょう。
撮影スタジオは通年で七五三撮影を行っているところもあります。
撮影に関しては時期外しでもなんら問題はないでしょう。

まとめ
七五三の時期のタイミングを逃してしまったり、逆に早い年齢で撮影しておきたいなど、3歳じゃなくてもお祝いしたい方は沢山いますし、実際にお祝いしている方もいます。
七五三は3歳になってからという決まりはありません。
昔ながらの風習では、数え年で3歳の子が11月15日にお祝いするというものでしたが、昨今では家庭の事情などで時期を外したり、年齢をずらすことが増えてきました。
時期をずらすメリットは混雑を避けてゆったりと参拝や撮影ができることです。
小さい子どもを長時間拘束するのは至難の業でありかわいそうですよね。
また、撮影面でのメリットで、時期外れだと前撮りキャンペーンで価格が安くなるということがあります。
ゆったり撮影できると子どもの表情も安定していい写真が撮れることでしょう。