引っ越しで常識的に許される休みの日数は2日までです。
引っ越しのために有休をとることも基本的にできます。
早め早めに計画的に進めることと、休みをもらう前ともらった後の丁寧なコミュニケーションを心がけて、仕事をしながらの引っ越しをスムーズに進めましょう!
この記事では、
・引っ越しのための休暇は何日までとれるのか?
・引っ越しを理由に有休をとることはできるのか?
・仕事しながらの引っ越しで注意することは?
についてお伝えします。
仕事しながらの引っ越しを予定していて、仕事を休むのは何日くらいが一般的かということや、注意点について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
引っ越しのための休暇は何日までが一般的?有給は使える?
引っ越しのための休暇は何日までが一般的?
引っ越しのための休暇は2日までが一般的です。
なぜなら、もともとある休暇と続けて1日か2日休むことで連続3日間の休みとなり、最低限終わらせたい引っ越し作業を終わらせることができるからです。
最低限の引っ越し作業とは、生活できる・仕事に行ける状態にすることです。
流れは、
1日目に荷物を旧居から新居に運び入れる
2日目に生活できる状態まで部屋を片付ける
3日目に疲労回復、役所とガス・電気・水道の手続き、買い物をする
です。
引っ越しは、想像以上に体も心も疲れます。
また、荷物を運んで片づけをするだけでなく、役所での手続きやガス・電気・水道を使うための手続きなど、するべきこともたくさんあります。
そのため、最低でも3日は引っ越しに使えるようにすると、余裕をもって引っ越しができます。
基本的には1日の休暇で最低限の引っ越し作業を終わらせられるように計画をして、以下のような理由がある場合は休暇を2日とることも視野に入れましょう。
休暇を2日間とるほうがいい場合は
- 家族での引っ越し
- 長距離(目安200km以上)の引っ越し
の場合です。
- 家族での引っ越し
子どもや妊娠している妻がいる場合は、2日の休暇をとると安心です。
なぜなら、人数が多い引っ越しはそれだけやることも多くなるからです。
一人暮らしの引っ越しは荷物が少ないため、1日の休暇をとることでの引っ越しは可能です。
しかし、家族での引っ越しは荷物が多いだけでなく、子どもの世話と荷造りや荷ほどきの両立など、引っ越しするときの負担が大きくなりますし、時間もかかります。
そのため、家族での引っ越しの場合は2日の休暇をとることも視野に入れていきましょう。
- 長距離(目安200km以上)の引っ越し
引っ越しをする距離が200km以上と長いことも、2日の休暇をとる理由となります。
なぜなら、長距離の引っ越しの場合は1日で荷物を旧居から新居へ運び込むことは難しいからです。
東京から関東周辺など200km以内の引っ越し距離の場合は、1日で荷物をトラックに積み込み、移動し、新居に荷下ろしをすることができます。
しかし、荷物を運ぶ移動時間が長くなれば、引っ越しにかかる時間も長くなりますよね。
そのため、長距離の引っ越しの場合は2日の休暇をとることも必要になります。
引っ越しに有給は使える?
引っ越しを理由に休む時に有給を使うことはできます。
なぜなら、有給は労働者に法律的に認められている権利だからです。
以下の条件については事前に確認しておきましょう。
【条件】
・採用から6か月たっている
・有給休暇が残っている
この2つの条件を満たしていれば、理由が何であれ有休をとることは可能です。
また、転勤による引っ越しの場合、会社の都合での引っ越しなので、会社の理解も得られやすいです。
会社によっては、転勤による引っ越しのための休みをとれる場合もあるので、確認してみると安心ですね。
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引っ越し予定の人は必見!仕事しながら引っ越す場合の注意点は?
仕事しながら引っ越す場合の注意点は2つに分けられます。
- 引っ越しを進めるときの注意点
- 休みをもらうときの注意点
一つ一つ詳しくお伝えしていきますので、それぞれについて注意して、余裕をもって仕事をしながら引っ越しをしましょう。
引っ越しを進めるときの注意点
計画的に早め早めに進める
引っ越しはやらなければならないことがたくさんあります。
新居探し、荷物の整理、引っ越し業者選び、役所の手続き、ガス・電気・水道の手続きなどです。
そのため、何をいつやるかを早めに決めて行動を始めることが大切です。
仕事をしながらでは、長時間確保をすることが難しいので、少しずつ確実に進められるように早めに計画を立てましょう。
いらないものは捨てて、引っ越し先に運ぶ荷物を減らす
荷物が少なければ少ないほど引っ越しは楽になります。
引っ越しという貴重な機会を利用して、自分に必要なものと必要ないものを見分け、荷物を減らしましょう。
すぐに使うものはまとめて段ボールに入れ、取り出しやすくしておく
最低限の生活に必要なもの、仕事にすぐに必要なものは、同じ段ボールにまとめて入れましょう。
こうすることで、引っ越し先での引っ越し作業がスムーズに進みます。
また、引っ越し時間が十分に確保できなくても、すぐに必要なものだけ取り出すことができます。
すぐに必要なものを入れた段ボールがどれかわかるよう印をしておきましょう。
一気に終わらせようとしない
限られた日数で完璧に引っ越しを完了させようとすると大変です。
生活できて、仕事に行けるところまで部屋を片付け、次の休みに細かいところはやろうというように、一気に終わらせようとしないマインドをもつことも重要です。
休みをもらうときの注意点
上司や職場の人に非常識だと思われることなく、スムーズに引っ越し休暇をとるためのコツを解説していきますね。
なるべく早く連絡をする
引っ越しの予定が決まったら、すぐに職場に相談と連絡をしましょう。
こうすることで休みを取りやすくなりますし、会社も仕事の調整をしやすく助かりますよね。
仕事の引継ぎを済ませる
休みに入る前に、仕事について伝えておくべきことは必ず伝えましょう。
こうすることにより、職場の負担を減らすことができます。
また、休み中に職場から仕事について確認する連絡も来にくくなり、引っ越しをスムーズに進められます。
お礼を伝える
休み明けに出勤したら、必ず心をこめて感謝を伝えましょう。
お礼をしっかりと伝えることにより、代わりに仕事をしてくれた人にも「やってよかったな」と思ってもらえますよね。
有休をとることは労働者の権利ですが、もらえて当たり前ではないということを念頭に置いて、休み前と後でできることを確実にやりましょう。
あなたも会社も気持ちよく休暇をとれたら良いですね。
まとめ
仕事をしながらの引っ越しでは、休暇を取るなら基本1日、理由があれば2日までにしましょう。
なぜなら、もともとある休みとつなげて1日か2日の休暇をとることで、連続3日間を引っ越しに使うことができるからです。
3日あれば、最低限終わらせたい引っ越し作業を、余裕をもって終わらせることができます。
そして、仕事をしながらの引っ越しをするときの注意点についてもお伝えしました。
引っ越しの進め方の注意点・休みをもらうときの注意点を心がけて、余裕をもってスムーズに引っ越しをしましょう。
新たな地で心も体も元気にスタートを切れますように!