結婚式後に年賀状を出さないのはマナー違反になるかもしれません。
新たな家庭をもって大人の仲間入りをしたのですから、お礼や報告の意味で年賀状は出す方が無難だと言えます。
しかし近年のアンケートによると「出さない派」が多いことが分かりました。
この記事では
・結婚式後に年賀状を出さないのはマナー違反なのか
・実際に年賀状を出さない人はどのくらいいるのか
・結婚2年目の年賀状は出すかださないか
などについてお伝えしていきますので、もともと年賀状を出す習慣がなかったけど、結婚してからは年賀状は出した方がいいのかを迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚式に来てくれた人に年賀状を出すのはマナー?出さないってアリ?
結婚式に来てくれた人に年賀状を出すのはマナーとして正解だと思います。
迷っているなら出さないより出した方が、新しい家庭をもった最初のお正月を気持よく過ごせるでしょう。
来てくれた人にはお礼をこめて、来なかった人には報告の意味をこめて年賀状を出すようにするといいですね。
ただ、近年のアンケートによると結婚後の年賀状を出さない人が多いことが分かりました。
パートナーシップに関するメディアコミュニティの調査で20代~30代の男女2700人が回答したものによると、出す派は39%、出さない派は46%、悩み中は15%という結果になっています。
また、夫婦合わせて何枚出すかのアンケートによると、20枚未満が59%、20枚~50枚未満が30%、~100枚未満が9%という結果になりました。
合わせて20枚未満というのは意外でもあり納得せざるを得ない結果だと思います。
年賀状の代わりにLINEやSNSで挨拶を済ませる傾向になってきているのは事実なので、20代~30代世代は元々年賀状を書く習慣がなかった人も多いのではないでしょうか。
また、年賀状以外の方法で新年のあいさつをする人は27%、しない人は73%にものぼりました。
年賀状による新年のあいさつ自体をしない人が沢山いるということですね。
考え方は人それぞれですが、これから実家、義実家、親戚、友人、会社関係の人と良好な関係を保っていくためにも結婚式後には出しておいた方が無難かもしれませんね。
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結婚2年目から年賀状を出さないのはアリ?年賀状の習慣がない人は必見
「結婚2年目から年賀状を出さないのはアリ」…というと嘘になります。
結婚して家庭を築いたので1年目はけじめとしてまんべんなく出したけど、もともと年賀状を出す習慣がないのなら、段々と出す数を減らしていけばいいと思います。
2年目からいきなり全ての人に送らない、というのは正直失礼な行為になるでしょう。
2年目でも必ず出しておいた方がいい人は、両親と義両親、親戚です。
この方たちは一生ついてまわる存在ですので、欠かさないほうがいいでしょう。
ただ、親戚に関しては両親と同じ範囲で出すといいと思います。
ですので互いの両親に、親戚には誰に出しているのかを聞いてみると良いですね。
友人に関しては、普段から会っているなら出さなくてもいいでしょう。
大人になって環境が変わり、疎遠になっていても会いたいと感じている友人には近況を書いて出すのがいいと思います。
1年目に出した友人から返信が来なかった、又は返信が届くのが遅かった人には出さないという選択肢もアリです。
また、LINEやメールで返信がきた場合は相手に年賀状を書く意思がないので、出さなくてもいいと思います。
会社関係の人は上司に出すといいでしょう。
結婚して一層の社会的地位を保つには上司との関係が不可欠です。
礼儀をわきまえていると捉えてもらえるので好印象は間違いないです。
上司は以前、会社関係の人にせっせと年賀状を出した世代かもしれません。
後輩にも同じことをしてもらえれば嬉しくないはずはありません。
https://uriblo.com/trend/nengajou-kazokusyashin-uzai/
まとめ
結婚式に来てくれた人に年賀状を出すのはマナーとして捉えていいでしょう。
1年目の新年のあいさつは、式に出席してくれたお礼として出しましょう。
2年目からは、返信が来た人には出すというスタイルにします。
ただ、極端に遅く返信がきたとか、LINEやメールで返信がきたというパターンは相手が年賀状を出す意思がないと思われるので出さなくてもいいと思います。
両親、義両親、親戚、会社の上司には最低限出しておいた方が無難です。
親戚は、互いの両親に聞いて同じところに出すのが無難です。
会社の上司は今後の仕事にも影響するので、礼儀として出しておいた方がいいでしょう。
結婚してひとつの家庭をもった身として、最低限の礼儀はわきまえておいた方が今後のお付き合いがスムーズになるので年賀状は2年目でも続けてみてくださいね。
返信がこなければそれまで、だんだんと出す数は減ってくるはずです。