台風でも自転車通勤はできる場合もありますが、危険なので他の交通手段に変えた方がいいでしょう。
やむを得ず自転車を使うなら安全対策と心構えをきちんとして安全運転をこころがけましょう。
この記事では
・風速5メートルで自転車にどんな影響があるか
・台風時に自転車に乗る場合の注意点
などについてお伝えしていきますので、台風の時にやむを得ず自転車に乗る場合は、風速何メートルまでなら大丈夫なのかを知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
風速5メートルでも危険!?自転車が倒れる可能性もある?
風速5メートルでも危険なことはあります。
追い風なら快適に運転できますが、向かい風はペダルが重く感じる人もいます。
特にペダルを漕ぐ力が弱い人や高齢者は乗らない方が無難かもしれません。
風速5メートルは、木の葉や草花がサワサワと動く程度の風なので日常生活では大して問題はありません。
雨の時、骨組が弱い折りたたみ傘だと傘部分がひっくり返ってしまうことがあります。
普通の窓なら問題ありませんが、建付けが悪い窓だとカタカタと音が鳴ります。
自転車は横から風が当たると倒れやすくなります。
風速3メートルでも倒れるので、5メートルならなおさら危険です。
駐輪場で横風が拭くと何台もの自転車が将棋倒しになります。
風はいつ強まるか分からないので、可能な限り風の影響を受けにくい場所に置いておくのがいいですね。
風速5メートルで雨が降っていると更に大変になるので、台風が接近していると分かっているなら最初から乗らない方が賢明です。
風速6メートルは「砂埃が立ち 紙が舞い上がり 小枝が動く」ので、徒歩は影響ありませんが自転車は控えた方がいいです。
傘をさして横風が拭くと体が濡れてしまい、安価な傘だと内側で風を受けて傘がひっくり返ってしまうことがあります。
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台風でも自転車に乗ることはできる?どれくらいなら通勤可能?
台風でも自転車に乗ることはできますが、おすすめはしません。
どうしても乗る必要がある場合をのぞき、他の交通手段に変える方がいいです。
天気予報は風速を意識して見てください。
風速10メートル以上なら歩くのも辛くなってきますので自転車は潔くあきらめましょう。
自転車はバイクや車に比べて重心が高く横風に煽られやすいです。
やむを得ず乗る場合の注意点をご紹介しますのでチェックしてみてくださいね。
空気抵抗の少ない服を着る
服がバタバタ風に煽られないために、体にフィットした服を着る。
傘はささない
そもそも交通違反になるため止めましょう。
風で煽られて吹き飛んでしまい通行人に当たるなどの事故が発生します。
安全運転をする
スピードが落ちたところで横風が吹くと自転車が倒れやすくなります。
一定の遅い速度で慎重に運転するといいでしょう。
視界を確保する
風雨が顔に当たりうつむいてしまわないように、レインコートの帽子部分を被ったりゴーグルを装着して視界をよくしましょう。
冠水している場所に近づかない
見た目以上に水が溜まっていることがあるので絶対に近づかないでください。
水たまりにハンドルを取られてしまう可能性もあるため避けて通るようにしましょう。
危険な所を通らない
河川の側は風が強いので特に危険です。
増水も考えられるので通らないようにしましょう。
まとめ
風速5メートルから、自転車に乗るのは危険が生じやすくなります。
ペダルを漕ぐ力が弱い人、高齢者などは風速5メートルを目安に乗らない方がいいです。
自転車は横風を受けると倒れやすくなります。
駐輪場では弱い横風でも倒れることがあり、何台もの自転車が将棋倒しになります。
自転車を置いておくなら、なるべく風が当たりにくい場所がいいですね。
台風でもやむを得ず自転車に乗る場合は、空気抵抗の少ない体にフィットする服を着ましょう。
スピードを出して減速するときに横風に煽られやすいので、一定の遅い速度で漕ぐことをおすすめします。
冠水している場所は見た目より水が溜まっている場合が多いので、近づかないでください。
また、河川の近くは特に風が強く増水の危険があるので絶対に近づかないでくださいね。