美容院に染め直しをお願いするのは迷惑なんじゃないかな?と思う人がほとんどだと思いますが、決してそんなことはありませんよ。
美容院からしてみれば、むしろ希望通りの色にならなかったことを伝えてくれた方がありがいというものです。
この記事では
・美容院でカラーをやり直してほしい時の連絡の仕方
・お直しは料金が発生するのか
・お直しができないケースについて
・お直しが必要なくなるオーダー方法
などについてお伝えしていきます。
カラーリングに不満があってお直しをしたいと思っているけど美容院に連絡しづらい、新たに料金が発生するものなのか、と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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Contents
美容院でカラーをやり直してほしい時の角を立てない言い方は?
ここでは美容院でカラーをやり直してほしい時の角を立てない言い方について説明します。
電話でどう伝えたらいいのか悩む方は参考にしてみてくださいね。
美容院でカラーのやり直しを依頼する手順
ヘアカラーの修正時に心掛けたい主なポイントは、「早めに対応を求めること」と「希望する色調を明確に伝えること」の2点です。
ヘアカラーは髪への定着に通常1週間程度を要するため、早期に修正を行う方が適切な調整が可能になります。
まずはその美容院でお直しの保証期間を設けているかを確認します。
お店のホームページやカードに書いてあることもあるので、電話の前にチェックしてみてくださいね。
どこにも書いていないようなら直接電話で聞いてみて構いません。
大体の美容院では1週間~10日以内の保証期間を設けています。
期間を過ぎると髪が伸びたり色が抜けてきたりするので、お直しではなく新規の施術になってしまうので注意してくださいね。
カラーのやり直しを依頼する際には、「もっと明るく」「もう少し暗く」「色のムラが気になる」といった、具体的な希望を伝えることが重要です。
また、理想の髪色を伝える際には、参考となる写真や画像を持参すると、美容師にとって理解しやすく、あなたの求める色に近づけやすくなります。
特に、暗く染めた後に色を明るくしたい場合は、髪が思い通りに染まらないことがありますので、美容師と十分に話し合い、最適なカラーリングプランを練ることが肝心です。
そうすることで、納得のいくヘアカラーを実現できるでしょう。
電話でお直しをお願いする際の伝え方
美容院でのヘアスタイルのお直しを依頼する際は、不満ではなく、改善を求める姿勢で話すことがポイントです。
クレームと捉えられたくないし、美容師さんとの関係もこれからも大切にしたいですよね。だからこそ、問題点を穏やかに相談するように伝えるといいでしょう。
もし担当の美容師さんと話すのが緊張する場合でも、「店長をお願いします」といった要求は避けた方が無難です。
そうすると余計に「クレームでは?」と思わぬ誤解を招くかもしれません。
「具体的にどう話せばいいのか悩むな」という方のために、ストレスフリーで電話をかけるための方法をご紹介します。
「〇月□日にカラーをお願いした〇〇です。希望通りのスタイルにならなかったので、お直しをお願いしたのですが」と素直に伝えてみてくださいね。
その際に「色が明るすぎた」「色が暗すぎた」「ムラがある」「色がすぐに抜けてしまった」など最初のオーダーと違うなと思う点を付け加えましょう。
例えば、
- 太陽の下で見たら、オーダーよりかなり明るく感じたので、直してもらえますか?
- 帰宅後に家族に見てもらったら色ムラがあると言われたので直してもらえますか?
のように伝えるといいでしょう。
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美容院で染め直してもらったときって料金はどうなる?
カラーのお直しについて、保証期間内であれば無料で対応してもらえます。
美容院では、カラーのお直しに関して一定の保証期間が設けられています。
ただし、この期間はサロンによって異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
保証期間が終了すると、髪色の退色や髪の成長により、見た目が変わり始めます。
この時点でカラーのメンテナンスを行う場合、新たな部分の染色も必要になるため、追加の費用がかかることになります。
保証期間を超えての無償サービスを提供すると、結果的にサロン側の経済的負担が大きくなり、他のお客様へのサービスにも影響を及ぼす可能性があるため、一般的には避けられます。
施術にかかる料金は、このような保証を含んで設定されているのかもしれませんね。
もしカラーに不満があって別の美容院を検討する場合は、新規客として扱われるため、当然ながら通常の料金が適用されます。
ですから、カラーリング後の微調整が必要な場合は、保証期間内の1週間から10日以内に時間を作って、サロンでの調整を受けることをお勧めします。
そうすることで、追加の費用を心配することなく、望む髪色を維持できるでしょう。
美容院でのお直しについての注意点:お直しができないケース
美容院でのお直しについて気になることがあるかもしれませんね。
実は、多くの美容院では施術後1週間から10日以内に再来店すれば、お直しを受け付けてくれることが一般的です。
そこでのお直しはほとんど無料で対応してくれるので、別の美容院に行く手間を考えたら、再来店してお直しを受ける方がおすすめです。
ただし、美容院の公式サイトや予約アプリに「お直し対応可能」と明記されていないと、少し不安になりますよね。
お直しに関して、美容院側が対応できない場合もあるので、事前に電話やメールで確認を取るのが安心です。
以下のようなケースではお直しが難しいことがあるので、気をつけましょう。
補償期間を過ぎた後のお直し
カラーの色落ちやカットの形が崩れてしまった場合、お直しの対象外になることがあります。
カラーの色落ち
髪質やダメージの度合いによって色落ちの度合いに個人差があり、お直しを受けられない場合も。
最初のカウンセリングで決定した内容を変更する場合
カラーの色味やパーマの感じ、カットのスタイルなどを変えたい場合、それはスタイルチェンジと見なされ、追加料金が発生することも。
自分で何か手を加えた場合
自分でカラーをしたり、カットをしたりしてしまうと、美容院でのお直し対象外となることがあります。
施術後のお直しが不可に同意している場合
店舗によっては、施術後のお直し不可に同意する書面にサインを求めることも。
もちろん、サインをしてしまった場合は、お直しは受けられません。
ほとんどの美容院ではサインを求めることはありませんが、万が一のためにも、お直しについての美容院の方針を確認しておくと安心です。
美容院でのお直しは、通常はスムーズに対応してもらえるはずです。
お店と良好な関係を築きながら、気になる点は遠慮なく相談してみましょう。
美容院でのお直しってどこまで可能?
美容院でお直しをお願いする時、どんな要望なら受け入れてもらえるのか、ちょっと気になりますよね。
基本的には小さな調整なら対応してもらえることが多いです。
たとえば、以下のようなケースはお直しの範囲内です。
- カットで少し切り残しがある場合
- 前髪をもう少し切りたいとか、髪をもうちょっと軽くしてほしいとき
- カラーがしっかり染まっていない、または予約時より色が明るすぎる場合
- パーマが思ったようにかかっていない、あるいは取れてしまったとき
これらは、微調整や施術の不備を直す範囲内と見なされ、美容院側も対応しやすいです。
一方で、以下のような要望はスタイルチェンジとみなされ、お直しとは別扱いになります。
- カットで、肩下の長さから「やっぱりショートがいい」と思った場合
- ロングスタイルからさらに10cm以上カットを追加したいとき
- カラーで、アッシュではなく赤系に変更したいとき
- パーマをかけなかった部分に追加でパーマをかけたい場合
これらは、初めてのカウンセリングで決めたスタイルから大きく変更するため、新しい施術として料金が発生します。
美容院でのお直しは、小さな修正なら可能ですが、大きなスタイルチェンジにはならないよう注意が必要です。
自分の要望がお直しの範囲内かどうか、不安な場合は事前に美容師さんに相談してみましょう。
美容院でのカラーオーダーを失敗しないためのポイント
美容院で理想のヘアカラーにするためのオーダーって、案外難しいですよね。
お直しを避けるためのスマートなオーダー方法をご紹介します。
理想の「髪色」を明確にする
まずは、どんな「髪色」にしたいのかをしっかりと決めましょう。
現在の髪色からどれくらい明るくするか、あるいは暗くするか、もしくは現状維持を選ぶかを考えてみてください。
明るさが決まったら、次は色味について考えます。
アッシュ系、ベージュ系、ピンク系、オレンジ系など、豊富な選択肢があります。細かい色味に迷ったら、大まかな「イメージ」から連想する色を思い浮かべると良いですよ。
「髪色」を伝える写真を準備
理想の「髪色」を美容師さんに正確に伝えるためには、写真を何枚か用意しておきましょう。
3枚以上あると、全体の雰囲気やヘアスタイルの共通点が把握しやすく、理想に近づけやすくなります。
日常で「いいな」と思ったスタイルを見つけたら、スクリーンショットや保存をしておくと、美容院に行くときに慌てずに済みます。
なりたい髪色を写真で示す
言葉だけで伝えるよりも、用意した写真を見せながら理想の「髪色」を伝えると、より正確に理解してもらえます。
特に複数のスタイルの写真を用意した場合は、どのスタイルが自分の望むヘアスタイルに最も近いのか、またそのスタイルのどの部分が気に入っているのかを明確に伝えましょう。
そうすることで、あなたの重視しているポイントを美容師さんに正確に伝えることができます。
ヘアカラーの履歴を共有する
カラーリングをする場合、最近のヘアカラー履歴はもちろん、過去に施した白髪染めやブリーチ、黒染めなどの履歴もカウンセリングの際に伝えましょう。
特にロングヘアの場合、毛先には数年前のヘアカラーが残っている可能性があります。
過去の染料が髪に残っていると、一度の施術で理想の色になりにくいこともあるので、美容院でのカラーリング履歴だけでなく、自宅で行ったセルフカラーの履歴も含めてしっかりと伝えることが大切です。
パーマや縮毛矯正の履歴も伝える
ヘアカラーだけでなく、過去に施したパーマや縮毛矯正の履歴も伝えてください。
これらの施術履歴によって、希望するヘアスタイルが実現可能かどうかが変わってくることがあります。
美容師さんとの相談を通じて、理想のヘアスタイルに近づけるように計画を立てましょう。
美容室でのお直しを少なくするためのポイント
修正が必要となる箇所を減らすコツについて話しましょう。
まず重要なのは、美容院を頻繁に変えずに、信頼できる1軒に定着させることです。
そうすることで、指名する美容師さんに自分専用のカウンセラーがいるようなものですね。
その美容師さんには、自分の髪質や癖、染めたときの色の変化などをじっくりと覚えてもらうことが大切です。
また、どのようなスタイルや色調が好みかという点も、時間をかけて理解してもらうことが望ましいでしょう。
次に、自分が望む髪色を伝える際には、できるだけ具体的で正確な情報を伝えることが大切です。
ただし、美容院内の照明と自宅での照明とでは、見え方に違いが出てくることも覚えておく必要があります。
そのため、色合いについては美容師さんとしっかりと相談を重ね、照明の違いも考慮した上で最終的な色を決めることが、より満足のいく結果につながりますよ。
まとめ
美容院でのカラーリングのお直しは、保証期間内であれば無料でやってくれます。
気まずさがあり不満のまま連絡しないでいるのは勿体ないです。
美容院側はお直しを歓迎しています。
むしろ二度と来店してもらえなくなる方が悲しいのです。
早めに電話連絡をして、率直に希望通りにならなかったことを伝えてみましょう。
また、別の美容院に行くと新たに施術料金が発生してしまいますのでおすすめしません。
美容院は一つに絞り、担当美容師さんに自分の髪質や好みを把握してもらえれば、失敗は少なくなります。
髪質によって染まりにくい染まりやすいなどもありますので、ぜひ担当美容師さんを作ってお直しの回数が少なくなるようにしてみてくださいね。