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中綿なのにダウン表記ってアリなの!?本当にあったかいダウン選びのポイントについても解説



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冬が近づくと、ふんわりとした綿入りジャケットが恋しくなりますよね。

綿入りジャケットの中身は、ダウン、フェザー、中わたなど、さまざま。

 

でも、表記をみると「ポリエステル」なのに商品名が「ダウンジャケット」として販売されていて、ダウン以外でもダウンジャケットって呼ぶの?と不思議に思うことってありませんか?

 

実はこれらは「ダウンジャケット」ではないんです。

ダウンジャケットが欲しかったのに、エセダウンジャケットだった!騙された!…とショックを受けないために、購入時には表記をしっかりチェックしましょう。

 

これからダウンジャケットを新しく手に入れようと考えている方にとって、ぜひ役立つ情報をお届けしますので、参考にしていただければ嬉しいです。

 

ポリエステルの中綿なのにダウンジャケット!?購入時には要チェック!

キルティング生地にふんわり羽毛が入ったダウンジャケットは、軽さと保温性で毎年人気のアイテム。

でも、中綿だけで作られたジャケットは、ダウンジャケットとは異なるんです。

 

インターネット上では、中綿を使ったジャケットが「ダウンジャケット」として売られていることがあります。

一部のブランドや有名なインフルエンサーのラインナップにも、「ニットダウン」などといった名称で中綿ジャケットが含まれていることがありますよね。

また、「ダウン(中綿)」という表現を使っている商品も見受けられます。

 

では、このような表現は問題がないのでしょうか?

実は、景品表示法では、商品の品質や内容を実際以上に優れていると誤解させるような表示は禁止されています。

つまり、中綿のみを使っているにも関わらず「ダウンジャケット」と表示することは、誤認を招く恐れがあると消費者庁は指摘しています。

 

ポリエステル100%の中綿ジャケットは、「パデッド」や「中綿入り」といった表現を使うべきです。

「中綿ダウン」という表記だと、ダウンと中綿が混在しているように誤解される可能性があります。

価格に関しても、ポリエステル中綿ジャケットは、その素材に見合った価格設定がされていることが多いです。

 

大手アパレル店では、ユニクロやGUのように、中綿ジャケットを「パデッドボリュームジャケット」や「ヒートパデッドブルゾン」といった適切な名称で販売しています。

 

最近では、ダウンに匹敵する軽さと暖かさを持つ高機能中綿素材も開発されていますが、それでも、中身の素材にこだわりたい方は多いでしょう。

購入を検討する際は、商品名だけでなく、しっかりとした品質表示を確認することが重要ですね。

 

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ダウンジャケットの魅力とは?

寒い季節に欠かせないアイテム、ダウンジャケット。その特徴をご紹介しましょう。

 

ダウンとは何?どうして暖かいの?

ダウンジャケットに使われる「ダウン」とは、ガチョウやアヒルなどの水鳥の羽の間にある小さな綿毛です。

このダウンボールは、羽軸がなく、タンポポの綿毛のように柔らかく軽いのが特徴です。

そして、空気を多く含むことができるため、素晴らしい断熱材となり、暖かさを保つのです。

 

さらに、羽毛は湿気を調節する能力も持ち合わせています。

 

ダウンとフェザー、中わたの違いは?

ダウンはその軽さと保温性で知られています。

 

ダウンジャケットの品質は、ダウンの含有量で大きく左右され、水鳥の羽毛の色によっても外観上の品質に差が出ることがあります。水鳥から取れるダウンの量は非常に少なく、貴重な素材です。

 

一方、フェザーは水鳥の体を覆う羽根で、羽軸を持っています。

スモールフェザーはダウンジャケットとしての品質が高いとされ、通気性や弾力性がありますが、ダウンに比べ保温性は劣ると言われています。

 

そして、中わたはポリエステルなどの人工繊維で作られます。

ダウンやフェザーと比べ水に強く、価格も手頃で洗濯が容易ですが、保温性ではダウンに劣ります。

 

ダウンジャケットを選ぶ際は、これらの特性を理解し、ダウン含有量の高いものを選ぶと、温かさや着心地の良さを実感できます。

 

ダウンジャケットの選び方って?

寒い季節になると気になるのが、ダウンジャケットの選び方ですよね。以下に、ダウンジャケットの選び方をいくつかご紹介します。

 

用途に合わせて選ぶ

ダウンジャケット選びは、どんなシチュエーションで使うかによって違ってきます。

 

日常生活で屋内にいる時間が長い方や、移動が多い方は、保温性の高いダウンジャケットを選ぶと屋内では暑く感じるかもしれません。

逆に、屋外での活動が多い方は、保温性の高いダウンジャケットが最適です。寒い屋外でも体温によって暖められたダウンが暖かさを保ってくれます。

 

機能性で選ぶ

ダウンジャケットを選ぶ際には、機能性に注目してみましょう。

 

保温性、耐水性・はっ水性、通気性など、様々な機能があります。

例えば、保温性の高さを知りたい場合は、フィルパワーの数値をチェックすると良いですし、雨や雪の多い地域では、耐水性・はっ水性が高いものが適しています。

 

また、通気性に優れたものを選ぶと、屋内での暑さや汗による蒸れを避けられます。

 

カラーで選ぶ

ダウンジャケットは、カラーによっても選ぶ楽しみがあります。

普段使いからビジネスシーンまで、TPOに合わせてコーディネートしやすいカラーを選ぶと、様々なシーンで活躍します。

 

デザインで選ぶ

デザイン性も重要な選び方の一つ。フードの有無、ステッチ、ロゴマークなど、デザインの違いによっても雰囲気が大きく変わります。

ベーシックな素材やカラーでも、デザインに遊び心があると、着るのがもっと楽しくなります。

 

サイズ選び

サイズ選びも重要なポイントです。

試着をして、自分に合ったジャストサイズを選びましょう。大きすぎると保温性が失われる可能性があるので、注意が必要です。

 

丈の長さで選ぶ

ダウンジャケットの丈の長さも、選び方の一つ。

ショート丈からロング丈まで、さまざまな丈の長さがありますので、自分のスタイルや用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

これらのポイントを参考に、あなたにぴったりのダウンジャケットを見つけてくださいね。

寒い冬も、おしゃれに暖かく過ごしましょう。

 

 

ダウンジャケットをおしゃれに着こなすコツは?

冬のマストアイテム、ダウンジャケットのおしゃれな着こなし方をご紹介します。

 

同系色でワントーンコーディネート

トップスとボトムスを同系色で合わせるワントーンコーデは、ダウンジャケットとも相性抜群です。例えば、黒や白で統一したスタイルに、どんなカラーのダウンジャケットを羽織っても、上品でおしゃれな印象になります。

 

ボトムスはスリムに

ダウンジャケットは自然とボリュームが出るため、ボトムスはスキニーパンツやタイトスカートなど、スリムなラインのものを選ぶとバランスが良くなります。スリムなボトムスを合わせることで、スタイリッシュでスマートな印象になりますし、脚長効果も期待できます。

 

カラフルなダウンでアクセント

定番のダウンカラーに飽きたら、赤や青など明るい色のダウンジャケットに挑戦してみてはいかがでしょうか。鮮やかな色を取り入れることで、冬のコーディネートが一気に華やぎます。ただし、色の数を3色以内に抑えると、派手すぎず上品な印象になります。

 

モノトーンでスタイリッシュに

ダウンジャケットを使った全身モノトーンコーデは、都会的で洗練されたスタイルを演出します。黒、白、グレーなどの無彩色でまとめると、シンプルながらもおしゃれ感が高まります。ただ、黒一色にすると重たい印象になることもあるため、濃淡や異素材を組み合わせてメリハリをつけるとよいでしょう。

 

ビジネスコーデにも活用

ダウンジャケットは選び方によっては、スーツとの組み合わせもおしゃれです。スーツと色を合わせ、ステッチの少ないシンプルなデザインのものを選ぶと、ビジネスシーンにもマッチします。

 

小物やシューズで変化を

マフラーやニット帽、シューズなどの小物を上手に使うことで、同じダウンジャケットでも異なる印象を与えることができます。小物の色やデザインを変えるだけで、コーディネートの幅が広がります。

 

ダウンジャケットを着る冬も、これらのコツを活かして、おしゃれに楽しみましょう。

 

まとめ:ダウンジャケット選びの最終チェックポイント

この記事を読んでいただいた皆さんに、最後に大切なポイントをお伝えします。

 

ダウンジャケットを選ぶときは、その表記をしっかりチェックしましょう。

ダウン、フェザー、中わたの違いを理解し、本当に求めているものが何かを見極めることが重要です。

 

特に、表記が「ダウンジャケット」となっていても、実際にはポリエステルの中綿であることが多いので、騙されないためにも成分表示を細かく確認することが大切です。

 

また、おしゃれな着こなし方や、用途に合わせた選び方など、ご紹介したコツを参考にしながら、自分に合ったダウンジャケットを選んでください。

 

寒い季節も、温かくおしゃれに過ごすために、ダウンジャケット選びには少しの注意と心遣いを。

 

この冬、あなたにピッタリの一着で、楽しい冬の思い出を作ってくださいね。