ブルーベリージャムを失敗しないために大切なのは、ブルーベリーの状態を見極める事と、煮詰める時間の調整です。
これを知らないと、レシピ通りに作ってもうまくいかず失敗してしまうかもしれません。
ブルーベリージャムを作る際の失敗として、「さらさらして固まらなかった」「ゼリーみたいに固まりすぎてしまった」という二つの意見が多いようです。
そうならないための対策と、もし失敗してしまった時の対処法についてもしっかり説明していきます。
気をつけなければいけないポイントを理解し、フレッシュで美味しいブルーベリージャムを作りましょう!
この記事では、
・ブルーベリージャムが固まらない原因と対策
・ブルーベリージャムが固まる原因と対策
についてお伝えしますので、失敗せずにブルーベリージャムを作りたい方は是非参考にしてみてくださいね。
ブルーベリージャムが固まらないのはなぜ?理由と対策を解説!

ブルーベリージャムが固まらない原因の多くは、ブルーベリーに含まれるペクチンの量が少ない事です。
ブルーベリーの状態によって、中に含まれているペクチンという食物繊維の量に差があります。
このペクチンがジャムにとろみをつけるために大切な役割をしているので、ペクチンの少ないブルーベリーで作ると固まらずに失敗してしまうのです。
熟し方が足りないか、逆に熟しすぎているブルーベリーはペクチンの量が少ない可能性があります。
鍋の焦げ付きを心配して水を追加した場合もペクチン濃度が薄まってしまうため、少し多めに煮詰めて水分を飛ばしましょう。
また、ペクチンは食物繊維のため、冷凍ブルーベリーを解凍する過程で壊れてしまい固まりにくくなってしまいます。
冷凍ブルーベリーを使う際は、冷凍のままでジャム作りを始めるのがおすすめです。
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もともと、ブルーベリーに含まれるペクチンだけでは固まらないので砂糖やレモン汁を加えている事から、砂糖やレモン汁を増やしてペクチンの不足を補うことも出来ます。
もしくはペクチンそのものが売っているので、ジャム作りの際に様子を見ながら足すことも対策の一つになるでしょう。
健康を考えて砂糖の量を減らす場合は、固まりにくいという事を頭に入れて、多めに煮詰めるなど対策をすると上手くいくでしょう。
それでも上手く固まらなかった場合は、ブルーベリーソースとして料理やデザートに使っても美味しくいただけますよ。
ブルーベリージャムが固まる原因は?対処法も解説!

次に、ブルーベリージャムが固まりすぎてしまう場合です。
こちらの原因の多くは、ブルーベリーのペクチン量が多すぎたり、煮詰めすぎてしまうことです。
固まらない場合とは反対に、水分量を足してペクチンを薄めることで対策が可能です。
砂糖やレモン汁を少なくするのも良いですが、味が変わってしまうので調整には気をつけてください。
また、煮詰める時間にも注意が必要です。
ジャムは冷ますと固まってくる性質があるので、ちょうど良い固さまで煮詰めると水分が飛びすぎてしまい、失敗する可能性があります。
理想の固さの一歩手前、少し固さが足りないくらいで煮詰めるのをやめて様子を見るようにしましょう。
それでもブルーベリージャムが固まってしまった場合は、柔らかくする対処法があります。
固まったジャムを鍋に戻し、少しずつ水を加えて煮詰め直すことです。
この時も、再び固すぎるジャムにならないように、煮詰める時間には気をつけましょう。
もしもカチカチに固まって、容器から取り出せなくなってしまった場合も、諦めないでください。
水を少し足し、湯煎で容器ごと温めて少しずつゆるくすることで、もう一度煮詰め直すことが出来るようになります。
まとめ
ブルーベリージャムを失敗しないためには、ブルーベリーに含まれるペクチン量に気をつける事と、煮詰める時間の調整が大切です。
また対策法として、水分や砂糖、レモン汁の量も考えておく必要があると分かりました。
ブルーベリージャムと一言で言っても、ジャムの硬さや、粒がどれだけ残っていて果実感があるかなど、バリエーションがあって好みも分かれますよね。
味についても、甘さや酸味で好き嫌いが出ます。
酸味の強いサラサラしたジャムはヨーグルトにぴったりです。
果実がごろごろした甘くて固めのジャムは、トーストで食べると満足感がアップするでしょう。
失敗しないための方法を解説しましたが、好みのブルーベリージャムを作るためのヒントにもなるポイントでした。
ぜひ、この記事のポイントをおさえて、楽しくジャム作りをしてください。