砂糖不使用のジャムなのに甘いのは、本来の果物の他にぶどうやりんごなどの濃縮果汁を足しているからです。
ダイエットや健康への影響は良い意味であります!
この記事では、
・砂糖不使用のジャムでもなぜ甘いのか
・砂糖不使用のジャムの成分は何なのか
・砂糖不使用のジャムはダイエットや健康に影響するか
・砂糖不使用のジャムを赤ちゃんに与えられるか?
などをお伝えしていきますので、パン好きの体重増加が気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
砂糖不使用のジャムはなぜ甘い?成分は?ダイエット効果はあるの!?
砂糖不使用のジャムが甘いのは、本来の果物の甘さにプラス、他の果物の濃縮果汁を加えているからなんです。
パン好きさんでダイエットをするなら砂糖不使用ジャムをぜひおすすめします!
砂糖不使用ジャムの商品の成分をいくつか調べてみると、主に3つの成分から作られていることが分かりました。
例えば「砂糖不使用いちごジャム」なら
・いちご
・りんご濃縮果汁
・ゲル化剤(ペクチン)
ゲル化剤は液体を固めてゼリー状にする成分です。
「ゲル化剤」という名前だけ聞くと天然成分じゃなさそうな気がしますねが、言い換えるとペクチンという天然由来成分なのです。
ペクチンは柑橘類やりんごの皮に含まれる天然のゲル化剤です。
そして、パンにバターやマーガリンを塗るとかチーズをのせるよりも、はるかにカロリーが低いです。
パンに塗る平均的な量を元にカロリー換算すると、
・低糖度のいちごジャム20g:39kcal
・チーズ20g:69kcal
・バター10g:75kcal
・マーガリン10g:76kcal
このような結果から砂糖不使用ジャムはダイエットにもってこいの「パンのおとも」と言えますね♪
更にペクチンは天然成分の食物繊維でもあります。
整腸作用があるので、お腹ぽっこりの解消にも期待ができそうです。
血糖値を上げたくないけどパンにジャムを塗って食べたいという方にもおすすめです。
気を付けたいのは大量に食べないということ。
果物にも糖質は含まれているので、適量を食べることで安心してジャムを楽しめます。
食物繊維、果物のビタミンで美肌効果も期待できますね!
砂糖不使用のジャムは赤ちゃんに食べさせても大丈夫?
砂糖不使用ジャムを赤ちゃんいあげても問題はありませんが、赤ちゃんに与える場合は基本、離乳食後期(生後9~10ヶ月頃)を目安にしてください。
砂糖を離乳食に使う場合は一般的に離乳食中期からとされていますが、ごく微量で使うよう指導されています。
ジャムには果実本来の甘さがあるので、砂糖が入っていなくても赤ちゃんの敏感な味覚には十分に甘さを感じることができます。
赤ちゃんや小さいうちは素材本来の味を大切にしてください。
小さい頃から濃い味付けのものに慣れてしまうと、糖分や塩分が多く高カロリーな食生活になりがちです。
手作りなら果物をペースト状にして加熱したものを与えてみてください。
市販のものなら砂糖不使用のものにしてみてくださいね。
ここで注意したいのが、市販の砂糖不使用ジャムの中には甘みをハチミツで補っている商品があるということです。
ハチミツは1歳未満の赤ちゃんが食べると危険とされています。
腸内環境が整っていないため、ハチミツに含まれることがあるボツリヌス菌が、乳児ボツリヌス症をおこすことがあります。
便秘や脱力症状、哺乳力の低下などの例もあります。
必ず成分表示を見てハチミツが使われていないかを確認してくださいね!
離乳食で手軽に与えることができる食パンは、ママにとって大助かりの食品ですよね。
味がマンネリ化しないようにジャムをつけることで赤ちゃんの食欲も増すと思います。
まとめ
砂糖不使用ジャムは果物本来の甘さにぶどうやりんごの濃縮果汁やハチミツなどで甘さを足しているから甘いのです。
ジャムの主成分は果物、濃縮果汁、ペクチンという天然素材を使用していて、ダイエットや健康増進にもためらいなく楽しめる食品と言えます。
ハチミツが入っていなければ1歳未満の赤ちゃんにも安心して与えることができます。
産後ダイエットをしたいママと赤ちゃんが一緒に楽しめる食品と言えますね♪
砂糖を使用していないからパンだけじゃなく幅広く応用がききます。
ヨーグルトやアイスクリームはもちろん、煮込み料理に甘さをプラスしたい時やお肉のソテーにソースとして使うこともできます!
自分なりのアレンジを楽しんでダイエットや健康増進をがんばりましょう!