シルク枕カバーでニキビを予防することができます。
肌に刺激が少なく吸放湿姓に優れていて蒸れないし肌の乾燥や過剰な皮脂分泌も防いでくれます。
お手入れは基本的に中性洗剤を使って優しく手洗いをすることでデリケートなシルクの質を最大限に保つことができます。
この記事では
・シルク枕カバーがニキビにおすすめの理由
・シルク枕カバーの選び方で「匁」とは
・シルク枕カバーの効果的な使い方とお手入れ
などについてお伝えしていきますので、ニキビに悩まされていてシルクの枕カバーがニキビを防げると聞いたので使ってみたいと思っているけど、具体的な効果とお手入れ方法を知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
シルク枕カバーがニキビにおすすめな理由と効果的なカバー選びのコツ
シルク枕カバーがニキビにおすすめなのは、滑らかな肌ざわりが皮膚に刺激を与えにくいこと、肌の乾燥や過剰な皮脂分泌を抑える働きをするからです。
シルク糸の元である繭には静菌の機能があると言われています。
ダニやカビ、ダニの排泄物などのアレルギー物質を寄せつけないので、皮膚を刺激するアレルギー源を最小限に抑えられます。
また、シルクはアミノ酸タンパク質であって人肌と同じ成分でできています。
吸放湿性が抜群なので汗を吸ってすぐに放出するので水分がこもりません。
それによって温度調節ができるので暑すぎて汗をかき肌荒れを引き起こすとか、寒くて肌が乾燥するなどの心配があまりありません。
シルクは人の肌にも含まれるアミノ酸の「セリシン」という成分で覆われており肌に触れる枕カバーには理想的な天然保湿成分として注目されています。
肌から水分を奪うことなく長時間保湿が可能になります。
シルクは93cm×93cmの中にどのくらいのシルクが使われているかを表すのに「匁(もんめ)」という単位を使います。
1匁が3.75gなので、16匁の枕カバーなら約60gのシルクが使われているのです。
16匁はスカーフやブラウスなどとても柔らかい製品に適しています。
枕カバーは19匁以上が一般的です。
匁数が多ければ多いほど厚みがあって高級感が増します。
ニキビ予防のためのシルク枕カバーの正しい使い方とお手入れのコツ
ニキビ予防のためのシルク枕カバーの使い方ですが、何より清潔を保つことが一番でしょう。
シルクは洗濯が難しいと言われていますが手洗いで優しく洗えばそう難しいことはありません。
枕カバーは汗の他にも皮脂やフケ、よだれが付きます。
汚れるのは仕方ないので、なるべく枕に顔をつけないようにすればニキビが防げます。
うつぶせや横向きではなく仰向けの状態を保つようにします。
シルクは水分に弱いので、髪を洗ったら必ずドライヤーで乾かしてから寝てくださいね。
あと、暑くなりすぎると寝汗をかくので着ているものを調節しましょう。
また、口呼吸をしているとよだれが出るので鼻呼吸にしましょう。
口呼吸の原因は鼻づまりや睡眠時無呼吸症候群などです。
慢性的な鼻炎は医療機関で治療することをおすすめします。
シルク枕カバーは汚れたらこまめに洗いましょう。
シミやよだれがつかない限りは毎日洗う必要はありません。
綿や化繊よりも耐久性が低く水に弱いので、洗う頻度は3日に1回くらいがいいと思います。
洗濯機で洗えるシルク枕カバーもありますが、なるべく長く使いたいなら手洗いをおすすめします。
ぬるま湯にシルク専用やおしゃれ着用の中性洗剤を溶かして30秒振り洗いしてから2~3回軽く押し洗いします。
ぬるま湯ですすいで脱水は軽く押してタオルドライをします。
直射日光に当てると黄色に変色するので風通しのよい日陰に干します。
まとめ
シルク枕カバーがニキビにおすすめなのは、主に滑らかな肌ざわりが皮膚に刺激を与えにくいことと肌の乾燥を防ぐことにあります。
アレルギー源となるダニやカビも寄せつけないので皮膚を刺激するアレルゲンを最小限に抑えることができます。
シルクは吸保湿性が高く蒸れにくいので雑菌の繁殖も防げます。
温度調節機能も高いので肌荒れや乾燥による過剰な皮脂分泌も防げます。
雑菌や乾燥がニキビの原因となるのでシルクはニキビ予防に最適な素材なのです。
かといって綺麗な状態を保たないとかえってニキビを増やしてしまいます。
シルクは洗濯が難しいと言われていますが、中性洗剤を使って優しく手洗いをすれば大丈夫です。
洗濯機でも洗えるシルク枕カバーはありますが、綿や化繊よりも耐久性が低いのでなるべく手洗いすることで長期的に使えるでしょう。