そうめんは、風通しが良く乾燥した場所に保存しましょう。
開封したそうめんには、小麦を好むダニやチャタテムシなどがつきやすいです。
開封後は、密閉してから常温、もしくは冷蔵保存しましょう。
この記事では
・そうめんの開封後にダニが繁殖する理由
・そうめんの虫予防におすすめの保存方法
などについて詳しく紹介しますので、良かったら参考にしてくださいね。
そうめんの開封後にダニが繁殖する理由…やってはいけない保存法は?
そうめんの主原料は小麦です。
そうめんを開封した後は、小麦を好むダニなどの虫が付着、繁殖してしまいます。
開封した後は、ゴムなどで軽く縛る程度では虫がきてしまいます。
ジッパー付きの袋に入れたり、密閉容器に入れるなど、しっかり密閉する必要があります。
そうめんは、小麦と塩水をこねて作られています。
保存料などは使われていないため、虫がつきやすく、周辺環境に影響を受けやすい食品でもあります。
そうめんにつく虫はこちら。
・ダニ
・チャタテムシ
・コウゾウムシ
・ジバンムシ
どれも小麦を好む虫です。
ダニ以外の虫は体長1~3mmほどのため、肉眼で確認することができます。
ダニは体長1㎜以下のため、肉眼で確認することができません。
大きな虫がついていたら食べるのをやめられますが、ダニは気づけません。
気づかずに食べてしまった…なんてこともありえますよね。
ダニの付着に気付かず、そのまま放置して大繁殖してしまうこともあります。
ダニを食べてしまうと、たとえ死骸であってもアレルギー反応が出てしまうことがあります。
全身のかゆみや蕁麻疹、酷い時はアナフィラキシーショックが起こることもあります。
ダニや他の虫がつかないようにするには、密閉することが大事です。
そうめんの袋を輪ゴムやクリップで止めただけでは不十分です。
僅かな隙間から、虫が入ってしまうからです。
そうめんを開封したら、ジッパー付きのビニール袋に入れましょう。
長細い密閉容器があれば、そちらに入れてもOKです。
湿気や熱の近くに置いておくと、そうめんがカビたり湿気てしまうことがあります。
床下収納やシンク下に入れておくのはNGです。
常温なら、風通しが良く、乾燥している場所に保存するようにしましょう。
冷蔵保存でもOKです。
そうめんは臭い移りしやすいため、近くに臭いの強い食品や調味料を置かないようにしてくださいね。
そうめんは未開封でも虫がつく?虫予防におすすめの保存方法は?
そうめんは、未開封なら虫がつくことは滅多にありません。
ごくまれに袋の中に幼虫の卵が入りこみ、袋の中で羽化することもあるようです。
このような場合は、食品会社に連絡して、新しいものに交換してもらいましょう。
それでもやっぱり虫の侵入が気になる!という人は、未開封の状態でもジッパー付きビニール袋に入れましょう。
お菓子などに入っているシリカゲルを一緒に入れておくと、湿気防止になるのでおすすめです。
高級そうめんなら、木箱に入っていますよね。
木箱は風通しがよく、そうめんの保存に適しています。
しかし、木箱だとちゃんと密封されているの?と少し心配ではありますよね。
そんな時は、そうめんをそっと取り出して、ジッパー付きビニール袋か密閉容器に入れ替えましょう。
ダニは小さくてわかりませんが、チャタテムシなど他の見える虫は、取り除けば食べられるそうです。
そうめんを直射日光で干し、虫がいなくなったら茹でて食べても問題ないそうですよ。
でも、やっぱり気持ち悪いですし、虫がつかないにこしたことはないですよね。
しっかり密閉保存して、虫対策をしてくださいね。
まとめ
そうめんは、開封したら小麦を好むダニなどの虫がつく可能性があります。
開封後はジッパー付きビニール袋などで密閉してから保存しましょう。
未開封で虫がつくことは少ないですが、風通しが良く、乾燥した場所で常温保存しましょう。