ビニールプールについた茶色の汚れは、原因ごとに効果的な洗剤を使って洗うことで簡単に落とせます。
茶色い汚れは、色みによって重曹や中性洗剤、塩素系洗剤など効果的な洗剤が異なります。
カビを予防するためには、ビニールプールをキレイに洗い、重曹水スプレーをして乾かしてから保管することが大切です。
この記事では
・茶色い汚れの原因別の洗い方
・カビが生えない掃除方法
についてお伝えします。
ビニールプールの茶色い汚れが落ちなくて困っている方は、参考にしてみてください。
Contents
ビニールプールの汚れが落ちない…茶色汚れの原因や汚れ別の洗い方

ビニールプールの茶色汚れの原因は、以下3つの色みにより異なります。
・ピンクのような茶色
・茶色
・黒のような茶色
茶色の汚れの原因と洗い方を確認しましょう。
ピンクのような茶色汚れ
ピンクに近い茶色汚れの原因は、ロドトルラという菌です。
カビではありませんが、そのままにしておくとカビの原因になるため注意しましょう。
ピンクに近い茶色の汚れは、中性洗剤で落とせます。
スポンジに中性洗剤をつけ、こすり洗いしましょう。
茶色汚れ
茶色汚れの原因は、肌のあぶらや汗、洗剤の残りなどです。
まだカビにはなっていませんが放っておくと、ピンク色の汚れになったり、黒カビが生えたりするため、キレイに落とすことが大切です。
茶色汚れは、重曹で落とせます。
重曹を少量の水で溶かしてペースト状にして、スポンジで優しく洗いましょう。
黒のような茶色汚れ
黒に近い茶色汚れの原因は、黒カビの可能性が高いです。
黒カビはそのままにしておくと、アレルギーやぜんそくの原因となることもあるため、必ずキレイにしてから使いましょう。
黒カビによる汚れは、塩素系洗剤で落とせます。
塩素系洗剤は成分が強いため、使用するときは直接手でさわらずに手袋をしましょう。
黒カビは、スポンジで強くこすると菌が奥まで入り込んでしまうため、ゴシゴシこすらないことも重要です。
塩素系漂白剤は、他の洗剤と混ぜると有害ガスが発生するため、使い方には注意が必要です。
説明書をよく読み、換気しながら掃除しましょう。
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ビニールプールにカビ!?掃除でなんとかなる?もう捨てなきゃダメ?

ビニールプールにカビが生えてしまっても、塩素系洗剤や重曹で掃除することでキレイになります。
カビは1度生えると落とすのが大変なため、予防することが大切です。
ビニールプールにカビを生やさない掃除方法のポイントは、以下の3つです。
・汚れをしっかりと落とす
・重曹水スプレーをする
・十分に乾かし、水気を残さない
それぞれ詳しく説明します。
汚れをしっかりと落とす
ビニールプールにカビを生やさないためには、汗や皮脂、洗剤といった汚れを残さないことが重要です。
汗や皮脂、洗剤の残りはカビのエサになるため、キレイに洗い流しましょう。
ビニールプールは、中性洗剤とスポンジを使って優しくこすり洗いすることでキレイになります。
1度洗い終わったら、手で触ってぬめりがないかを確かめることも大切です。
ぬめりを感じた場合は、まだ汚れや洗剤が残っているということのため、もう1度洗いましょう。
重曹水スプレーをする
ビニールプールの黒カビを予防するためには、重曹水スプレーが効果的です。
やり方は簡単で、キレイに洗ったビニールプールに重曹を水で溶かした重曹水を吹きかけて、乾いたタオルで水気をふきとるだけです。
カビは生える前に重曹水スプレーで予防しましょう。
十分に乾かし、水気を残さない
3つ目のカビを生やさないポイントは、ビニールプールを完全に乾かすことです。
カビは水気のある場所に生えるため、しっかりと乾かすことで防止できます。
キレイに洗ってビニールプールの皮脂や汗などの汚れを落としても、水気が残っているとカビが生えるため、十分に乾かすことが重要です。
ビニールプールによっては、直射日光に当てると劣化する可能性があるため、風通しの良い日陰で、しっかりと乾かしましょう。
まとめ
ビニールプールの汚れは、茶色の色みごとに効果的な洗剤で洗うことで、キレイに落とせます。
ピンクに近い場合は中性洗剤、茶色の場合は重曹、黒に近い汚れは塩素系洗剤で汚れを落としましょう。
カビは1度生えると落とすのに手間がかかるため、予防することが大切です。
茶色汚れがないキレイなビニールプールで、安全に夏を楽しみましょう!