親戚とのお中元付き合いをやめたいときは、感謝の気持ちをきちんと伝えて、今後のお中元は断りたいことを濁さずに伝えましょう。
断りたい気持ちがあっても、なかなか伝えられないのが親戚付き合いです。
そのご厚意をむげにはできませんよね。
この記事では、
・親戚付き合いに響かない、お中元の上手な断り方
・断りたいときのお返しやお断り状の書き方
などを紹介しますので、親戚へのお中元をやめたいと思ってる人は参考にしてください。
お中元の上手な断り方!角を立てずに親戚からのお中元を断るコツとは
角を立てずに親戚からのお中元を上手に断るには、お礼状にお断りの文を添えてお中元を贈りましょう。
ただお中元をやめたいからといってそのままにしていたら、「迷惑だったかしら。」「もう親戚付き合いはしたくないのかしら。」と悪い方に捉えられてしまう可能性があります。
そうなると、今後親戚で集まる時に何かと気まずいですし、印象が悪くなってしまいますよね。
そうならないために、今後のお中元をお断りすることを濁さずに伝えましょう。
もし、仲のいい親戚なら電話で伝えてもいいでしょう。
私は結婚してすぐ、お義姉さんからお中元を贈っていただいていたのですが、私の母と義母がお中元を贈り合うのはやめましょうということになっていたので、そのことを電話で伝えて今後はお気遣いなくということを伝えました。
もちろん、その時は私からもお義姉さんにお中元を贈り、お礼状とお断りの文も添えました。
その後、お義姉さんから電話があり、お互いに今後は贈り合うのをやめましょうと話しました。
そのかわり、夏休みに子どもたちと一緒に出かけたりして思い出を作ろうという話になり、角も立たずに事なきを得ました。
親しい親戚であれば、電話や今後の付き合い方を話すことができますが、年配の方だったりそういった行事を重んじる方だと簡単にはいきません。
親戚との関係性でも変わってくると思うので、失礼のないように対応するのがベストでしょう。
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お中元を断りたいならお返しはいらない?お断り状の書き方と文例も
親戚からのお中元を断りたい時は、お返しと一緒にお断りの文を添えてお礼状を書きましょう。
こちらはもうお中元をやめたいと思っていても、相手にきちんと伝えなくてはやめることもできません。
もちろん、お返しも何もなくスルーするという事もできますが、親戚付き合いの礼儀としてそれは避けた方がいいでしょう。
では、お礼状に一言添えるお断り状ですが、角を立てずにスマートに書くことが好ましいので、書き方と文例を紹介いたします。
お中元お断りの文例と解説
厳しい暑さ(残暑)が続いおりますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
私どもはおかげさまで元気に過ごしております。
さてこのたびはお中元のお品をいただき誠にありがとうございました。
温かいお心遣いに深く感謝申し上げます。
いつも変わらぬお心遣いをいただき恐縮しております。
今後はこのようなお気遣いはなさいませんように お願い申し上げます。
猛暑(残暑)が続きますので 皆さまのご健康を心よりお祈りいたします。
お礼かたがたお詫び申し上げます。
最初の出だしの部分は、相手を気遣う言葉とお中元を贈っていただいたことの感謝を伝えます。
お断りの文を入れたら、最後はこれからのご家族の健康を祈る言葉、お礼とお詫びの言葉を加えましょう。
もし親しい親戚であれば、もう少し崩した言葉にしても問題ありません。
暑い日が続いて暑い日が続いておりますが、ご家族はいかがお過ごしでしょうか。
私たちはみんな元気にしてます。
このたびは心のこもったお品をいただきありがとうございました。
どうか今後はお気遣いなさいませんようお願い申し上げます。
今後とも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
このような、これからも変わらずお付き合いしていきましょうという言葉を添えると、相手も嫌な気持ちにならずに今後も付き合いを続けていこうと思ってくれるはずです。
まとめ
結婚をすると親戚付き合いが増えて、お中元など気遣いをする場面も多くなりますよね。
例えば、親戚がご高齢の方であれば金銭的にも厳しい状況の場合があります。
若い世代では様々な連絡ツールが増えたので、わざわざ心遣いの品を贈り合わなくてもいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
お互いに負担になってしまうのであれば、辞退をするということも悪いことではないので、これからの親戚付き合いを大切にして、子どもたちや顔を見せに行くなど違うことで心遣いをしてあげましょう。