特別な理由がない場合は、上司に引っ越しを報告しましょう。
後になって上司に「聞いてなかった」と言われることを防げるからです。
会社への報告は引っ越しが決まった時点でなるべく早くしましょう。
この記事では
・引っ越しは上司に伝えるべきか
・引っ越しを上司に伝えるときのメール文
・引っ越しを会社に報告するタイミング
についてお伝えします。
引っ越しを予定していて上司や会社に伝える必要があるのか、いつ伝えればいいのか迷っている方は、参考にしてみてください。
Contents
引っ越しは上司に相談するべき?相談や報告時のメール文もご紹介
引っ越しをする前に上司に相談や報告をしましょう。
時間がたってから上司が引っ越しを知り、「聞いていなかった」と言われることがなくなるからです。
医者や保育士など緊急の対応が必要な職種の人は、どのくらいの時間で家から職場に来られるかを上司が知っておく必要があります。
上司に事前に相談すると、引っ越しのために有給休暇をとりたい場合も理解してもらいやすく、休みをスムーズにとることができます。
しかし、上司への引っ越しの報告は絶対ではないので、知られたくない場合は伝えなくても大丈夫です。
引っ越しを伝える場合も住所を細かく伝える必要はないので、普段の会話の中で引っ越ししたことと住んでいる市町村を伝えましょう。
上司に引っ越しを相談や報告するときのメール文
上司と顔を合わせることが少なくメールで引っ越しを伝える場合は、以下の文章を参考にしましょう。
○○部長
お世話になっております。
○○部○○係の○○です。
このたび、〇月頃に○○市へ引っ越しをすることになりました。
引っ越し予定日が確定し次第、ご連絡いたします。
また、引っ越し予定日には有給休暇をいただきたいと考えております。
何卒よろしくお願いいたします。
引っ越しのために有給休暇を取りたい場合は会社側も調整が必要です。
予定日が決まったらすぐに連絡しましょう。
引っ越しを会社に報告するタイミングは?報告しないとペナルティーはある⁉
引っ越し場所や予定日が決まったら、なるべく早く会社に報告しましょう。
引っ越しが決まった時点で引っ越しの予定があることを報告すると安心です。
事情があって、引っ越し後に報告をする場合でも1週間以内に報告しましょう。
多くの会社の規則には「引っ越し後2週間以内に手続きを済ませること」と書いてあるからです。
引っ越しの報告だけでなく会社への書類の提出や事務手続きがありますので、早めの行動をおすすめします。
なぜ引っ越しを会社に報告をする必要があるの?
引っ越しを会社に報告する必要がある理由は以下の3つです。
- 会社が公的な手続きを行っているから
- 交通費が変わる可能性があるから
- 緊急時に安否を確認するため
それぞれ説明していきます。
会社が公的な手続きを行っているから
会社があなたの保険や年金、税金の支払いや手続きをするためには、正しい住所が必要です。
公的手続きの書類には現住所が必要なため、会社があなたの新しい住所を知らないと手続きができない場合があります。
例えば、税金が未納になると最悪の場合、本来より多くの税金を支払わなければならないこともあります。
交通費が変わる可能性があるから
引っ越しをすると、会社に通勤するときにかかる金額が変わります。
引っ越しの報告をせず、交通費を多くもらっていた場合、差額を返すように言われる可能性があります。
また、通勤途中の事故でも届け出をしていない道や交通手段を使っていた場合、労働災害保険がおりない場合もあるのです。
緊急時に安否を確認するため
災害時に行方不明になった場合や無断欠勤が続く場合に、会社があなたの安否を確認するために新しい住所が必要です。
引っ越しを会社に報告しないとペナルティーはある?
会社に引っ越しの報告をしないと就業規則違反でペナルティーがある場合もあります。
多くの会社の就業規則には、「引っ越しなどの理由で、住所に変更があった場合は速やかに手続きを済ませるように」と書いてあるからです。
なにか理由があってどうしても伝えたくない、という場合でも報告義務があるかないか、しっかり就業規則を確認しておきましょう。
報告が義務とされている場合は、人事部にだけでも報告しておくべきです。
特段の理由がない場合は、引っ越しの予定日が決まったらなるべく早く会社に伝えましょうね。
まとめ
引っ越しが決まったら上司に相談や報告をしましょう。
住所を細かく伝える必要はありませんが引っ越しをしたと伝えておくと、引っ越しのための有給取得もスムーズにできます。
会社への引っ越しの報告はできる限り早くしましょう。
公的な手続きや交通費など正しい住所がわからないと、会社の人もあなたも困ることが出てきます。
引っ越し予定の方は、まずは会社への報告を済ませましょう!