パンツの裾上げテープの剥がし方で失敗せずにテープを剥がすためのポイントは、一気に取ろうとせず少しずつ剥がすことと、無理にひっぱらないことです。
熱を加えることで溶けるタイプの接着剤を使っているので貼る時と同じように熱を加えて取るのですが、だからといってサッと取れるわけではないほど粘着力が強いです。
この記事では
・裾上げテープの剥がし方のポイント
・裾上げテープの剥がし方3選
・糊が残ったときの取り方
などについてお伝えしていきますので、裾の丈を修正したくて付いている裾上げテープを剥がしたいけど、強力に接着されているから剥がせるのか心配な人はぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
裾上げテープの剝がし方と剥がすためのポイントは?
裾上げテープの剥がし方と剥がすためのポイントは、粘着力が強いので無理にひっぱると生地を傷めてしまうのでゆっくりと、少しずつ剥がしていきます。
1回熱を当ててサッと取るのではなく、濡らして熱を当てて剥がす作業を何度か繰り返します。
基本の方法
用意するもの
- アイロン
- 当て布
- 霧吹き
- 衣類の洗濯表示に従ってアイロンを温めておく
- 霧吹きでテープの部分を濡らし当て布をおく
- 温めたアイロンを当てる
- 冷めないうちにテープや生地を持ち上げて生地が傷まない程度にゆっくり剥がす。
スチームアイロンなら蒸気が出るので霧吹きは不要です。
アイロンを当てる時は熱を加えるのが目的なので、力を入れず軽く当てる程度で大丈夫です。
手で剥がすよりもピンセットを使って剥がす方が慎重になり力の入れすぎを防止できます。
途中で剥がれなくなったら2~4を繰り返します。
また、もう少し簡単な方法があります。
100均のテープや両面テープじゃない比較的剥がしやすいタイプならまずは試してみましょう。
湯に浸ける方法
40℃くらいの湯にテープが付いた生地を入れて軽く揉み、2~3分浸けたら取り出しゆっくりテープを剥がします。
ドライヤーを当てる方法
ドライヤーの温風をテープの部分に数分当てると生地が熱くなるので、後はピンセットでゆっくり剥がします。
アイロンほど高温ではないので根気よく剥がしましょう。
裾上げテープを剝がしたら糊が残ったときの取り方は?
裾上げテープを剥がしたら糊が残ることがあります。
そんな時も慌てず対処しましょう。
エタノールを使用した基本のはがし方
一番効果的なのは糊の部分にエタノールを吹き付けて当て布をし熱を加えてからこすり取ります。
- 糊が残っている部分にエタノールをスプレーする
- 当て布をしてアイロンを当てて温める
- 古歯ブラシで優しく糊をこすり取る
糊がポロポロと取れます。
エタノールは、無水エタノールだと揮発性が高いためすぐ蒸発してしまうので消毒用エタノールを使いましょう。
石けん水を使ったはがし方
エタノールが無い場合は石けん水を使います。
- 糊が残っている部分に石けん水をスプレーする
- ウェットティッシュを指に巻いて指の腹や爪で軽く擦る
- ティッシュが乾いたら惜しまず新しいティッシュに替えて擦る
擦っていると糊が絡まって取れてきます。
緊急の場合のはがし方
緊急の場合は以下の方法でもはがすことができます。
- タオルを濡らし糊が残っている部分にのせる
- 熱くしたアイロンをタオルに何度かジュッと当ててタオルに糊を移す
短時間で何度も繰り返すイメージでやってみてください。
また、テープと生地をよく見て隙間が出来ている部分を探し、そこを始点にして剥がすのをおすすめします。
布と布の継ぎ目や段差に隙間が出来ている場合が多いですよ。
当て布は特別に用意しなくても使い古しのハンカチや手ぬぐいでOKです。
まとめ
裾上げテープの剥がし方のポイントは、熱を加えてゆっくりと少しずつ剥がします。
熱を加えて剥がす、の作業を数回繰り返すイメージです。
一気に剥がそうとすると生地を傷めてしまうので気を付けます。
生地とテープの間に隙間がある部分を見つけたら、そこを始点にして剥がしましょう。
高温なのでスチームアイロンや霧吹きで湿らせてアイロンを当てる方法が最も確実です。
他には湯に浸けたりドライヤーを当てても剥がせます。
テープを剥がしても糊が残ることがあるので、そんなときはエタノールを吹き付けて当て布をし、アイロンを当てて温め古歯ブラシでこすり取ります。
石けん水とウェットティッシュを使う方法や緊急のときのタオルとアイロンを使う方法もあります。